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(続)格好が・・・
官能リレー小説 - その他

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(続)格好が・・・ 75

「やだわ。恥ずかしい…」
ホットパンツを下げると、パンティーの正面がぐっしょりだった。そのパンティーを下げると、瑠璃の股間は白濁の愛液で濡れていた。
「卓也くんのおチンチン、結構大きかったな!」
瑠璃の脳裏に、先ほど直視した、ギンギンに勃起した卓也の一物がアップで浮かぶ。付け根から亀頭の先端まで18pくらいといったところか。それ程の巨根を瑠璃はそれまでまともに見たことがなかった。
瑠璃の胸の鼓動が高鳴り、股間が疼いてきた。瑠璃は自身の陰部に手を当てた。

「駄目よ。こんな事してる場合じゃないわ」
瑠璃はオナニーを思い止まり、トイレットペーパーで股間の白濁液を拭き取ると、パンティーとホットパンツを整え、トイレを出た。そして、再び体育倉庫の方へ向かった。

 体育倉庫の人だかりはまだそのままだった。
 さっき全裸で倒れていた見知らぬ男が、服を着て、左右を男性教師に抑えられて下を向きながら歩いて体育倉庫から出てくるところだった。
 人だかりをかき分けて入っていくと、麗奈ももとのウェアに戻っていたが、姿勢はさっきのまま、顔を伏せているた。直美が、麗奈の正面に立っていた。
 「須藤さん、何が起こったか、説明しなさい」

直美に問い詰められ、麗奈は顔を上げたが、直美の顔を見るなり、怯える様に身体を震わせ、
「わ、私……」
麗奈は口籠る。そこへ瑠璃が麗奈の前に立った。
「あの男は一体誰なの?貴女がこっそり学校の中に引き入れたんじゃないの」
瑠璃が麗奈を問い詰める。すると、麗奈の目から涙が流れた。
「うわあああん……」
麗奈は瑠璃や直美の前で声を上げて泣いた。

「瑞穂に卓也くん」
瑠璃は、その場に立っている、テニスウェアを着た瑞穂と卓也に声を掛け、
「一体どういうわけなのか、ここで何があったのか、あなた達から聞かせてくれるかしら」
そう2人に向かって言った。

まず瑞穂が話し始める。
「私、麗奈ちゃんに、2人だけになって話がしたいって言われて、それで2人っきりになったら、いきなり顔に何か浴びせられて気を失って…気がついてみると…」
瑞穂と卓也は、2人とも全裸で拘束され、瑞穂は健次に、卓也は麗奈に犯されそうになり、必死で抗い、無事に切り抜けた経緯を話した。
「あの男は菅野健次といって、僕や須藤の中学の同級生だったんですけど…」
卓也は健次のことについて直美と瑠璃に話した。

そこへ新任女性教師の天宮夏美が姿を見せ、
「大崎先生。事件について事情を聴きたいので、当事者に、すぐに会議室に来て欲しいとのことです」
と伝えた。
「わかりました。すぐ行きます」
直美は、瑞穂に卓也、瑠璃、麗奈を連れ、校舎内の会議室に向かった。
会議室に入ると、校長をはじめ数名の教師が待っていた。また、そこには健次の姿もあった。瑞穂は健次の顔を見るなり、鋭い目付きで睨んだ。

 よく、ジジイ、と表現される校長は、おもむろに口を開いた。
 「えー、私は、別に、事を大きくしたいわけでは、ないんだよ」

 夏美は、校長を一瞬キッと睨んで、直ちに目を伏せた。この学校に来て、この校長の性格は、分かっている。

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