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初恋の人は
官能リレー小説 - その他

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初恋の人は 63

きららは撮影でチヤホヤされるし優しくもされる。
スタッフも男優もきららの都合に合わせて動くぐらいで、ある意味女王様なのだ。
そんなトップAV女優のきららにしてみれば、男優達は俺よりテクは遥かに上だし優しくもしてくれる。
つまり普通のラブラブでは物足りないと言うのもあるんだろう。
それに・・・

「こんな事・・・コーくんしかできない事なんだよ」

つまり、きららの特別になる・・・
きららが俺を特別だと思ってるからこそ、こうされる事を求めていると言う事らしい。
吉良みどりが旦那に奴隷のように扱われてるのも同じ意味合いなんだろう。

「さっ、奴隷の最初の躾が終わった所で次の料理を用意するよ」

シェフとみどりがそう言って厨房に戻る。
きららは俺の足元に座って嬉しそうにしている。

「コーくん、お願いがあるの」
「何だ?」

少し改まった感じてきららが切り出す。

「私はコーくんと言うご主人様がありながら他の男のチ◯ポに喜んで跨る淫乱メス犬です・・・だから折檻としてお尻を思い切り叩いて欲しいの」

ちょっと一瞬固まるぐらいのお願いだった。
だが、俺の心の中にきららを己一人のものにできないモヤッとした感情があるのは嘘ではない。

「確かに・・・きららは俺を好きと言いながら、その口でどんな男にも好きと言いながら股を開く淫売だものな」
「うん・・・だから、折檻して欲しいの」

例え俺がどう思おうと折檻しようと、きららはAVをやめれない。
契約期間の話もあるが、何よりもうそこでしか生きれない女なのだ。
だけど、それで互いに気が済むなら、それもありだろう。

俺はきららの手を引いて膝の上に導く。
丁度子供の尻を叩く時のような体勢だ。

そして、軽く手を振りきららの形の良い尻をピシャンと叩く。

「はんっ!もっと、強くっ!」

ダメ出しされた。
つまり痛いぐらい叩けと言う事だろう。
ならばと少し強めて叩いたがまたダメ出し。
ドンドンとそこから強くして、ほぼフルスイングでビターンと強い音がするぐらいになった。

「ひぎいっ!これをっ、もっと!」

涙目になりながらも更に求めるきらら。

きららに懇願されて何度も何度もそれを繰り返す。やっていくうちにスパーンといういい音が響くようになったと俺自身でも感じるようになれた。
きららの可憐なヒップは強く叩いた俺の掌の跡で赤くなっていた。

「あああっ、これ、これがいいのぉ…」
涙に打ち震える声できららが言う。
俺自身は痛いの苦手だから、この気持ちはまったくわからないのだけどな…

でも次の料理を持ってきたみどりが微笑んできららの尻を見る。

「ご主人様に折檻して頂いたのね」
「ええ、凄く嬉しくておかしくなっちゃいそう」
「分かるわ・・・私も最初にやって貰った時は、これでご主人様のものにされた感があって身悶えしたわ」

答えるきららも嬉しそうでみどりと意気投合していた。
俺には分からないが、彼女達の境遇だからこそ理解しあえるのだろうか。
でも多分分かる事は、SMに大事なのは信頼関係だって事だ。
恐らくアンナなんかはこうするといい奴隷になるだろうが、信頼関係は失われる気がする。
むしろ仕事がSMだから甘い関係が良くて、きららの場合とは逆なんだろう。
そう考えると少しは理解できてきた。

きららのお尻は俺が何度も強く叩いたことによって赤く腫れあがり俺の手の跡もくっきり残っていた。きららにとってはそれが紛れもない幸せのようで、うっとりと微笑んでいる。

「私、き………結川きららは、コーくん…浩輔さまの所有物です。甚振られることによって快楽を得る淫乱なメスなんです…どうか、気のすむまで…」

まあ、これでいいんだなと思う。
毎回これをやれってわけでもないと思えば。それと、一瞬本名を名乗りかけたようで、きららにしては珍しくトチったのも可愛かった。

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