そして、少女は復讐する 45
両親は壊れ、離婚。
誰も頼れない状況の中『ダイスキなケンジ』を探す姉。
そして二人の子供・・・
そして健二は全てを背負う覚悟を決め『主人』となった。
最初は姉とのセックスや調教は失敗だらけだったが、やってるうちにコツを掴み、姉の『夫』として自分を植え込み、調教していく。
普通の中学生でしかなかったが、その方向の才能があったのだろう・・・
少しずつだが状況は改善していった。
まだ人付き合いは無理なものの、健二の主人としての『調教』の結果、やっと『普通の』母親や妻の振りができるまでになったのだ。
いつでも発情中の肉便器なのは相変わらずだが、それを隠す事を覚え、いやむしろ隠すプレイとして楽しんでいる。
今では毎日セックスしてやらなくても普通に過ごせるまでになった。
こうするまでの紆余曲折は筆舌に尽くしがたいが、姉を少しでも普通の生活をさせるように調教しながら、何とかここまでこぎつけたのである。
それと共に、姉がなぜこうなったかを調べていたが・・・
それが、親友だった女の裏切り・・・
つまり、朝比奈小百合が絡んでいる事が判明したのだ。
姉の交友関係・・・
特に拉致された高校での友人関係を中心に探った結果だ。
ただ、表向きには小百合は『シロ』だ。
姉が見つかった時の調査でもそう出ていた。
だが、白と言っても限りなくグレー寄り・・・
それでカマかけてみたらあの反応だ。
少なくとも何か知っているだろう。
健二としては、まだ復讐云々と言う気がない。
朝比奈小百合にしても、復讐と言うより真実を知りたい気持ちが強い。
その結果がどうとかではなく、姉がなぜこうなったかを知りたいのだ。
記憶の完全に欠落してる姉から調べるのは困難だし、そんな酷な事はしたくない。
なので小百合から聞くのが一番だと思っていた。
「(アイツ・・・口割るんだろうか・・・)」
勿論、彼女が正直に話すとは限らない。
ただあれだけショック受けるぐらいだ。
確実に何か知ってるだろう。
「さて・・・」
健二は桜子を見る。
四つん這いになり、自分で尻を左右に手で開いて待つ桜子。
背中に一面見事に咲き誇る桜。
見惚れる程綺麗なのが腹立たしい。
「桜子はそんな恰好で・・・何でも突っ込めば満足なんだろ?」
「違いますっ!、違いますっ!!・・・桜子はご主人さまのオチ○ポじゃなきゃダメなのぉーっ!!」
尻を振りながら哀願する桜子の尻を撫でながら健二は更に聞く。
「お前のご主人さまは、お前の何だ?」
「桜子のご主人さまはぁ・・・桜子の旦那さまでぇ、子供達のパパなのぉ・・・パパとハメハメしてぇ、またママになるのぉーっ!!・・・」
毎日繰り返して姉に刷り込んだ言葉。
健二が主人となることでしか普通の生活を取り戻す術がなかったとは言え、これをするたび心が痛む。
それを肉欲でひたすらごまかすのだ。
健二はズボンを脱ぐと、桜子の腰を掴んで一気に貫く。
子供たちが待ってるからゆっくりしてれない。
「あんっ、はあんっ!、いい!、オチ○ポいいっ!!」
「かき回してやるから、イッちまいな!」
かなり荒っぽいが、桜子は歓喜の声を上げよがる。
「あぁん、イイッ!!パパのオチ○ポで、イッちゃうーっ!!!」
桜子が身体をヒクつかせて、絶頂に達する。
健二はその膣にたっぷりと己を注ぎ込む。
「はぁ…」
愛する姉との行為に、自己嫌悪に陥るのはいつものことだ。
それでもその姉のためなのだ。
健二はしっかり前を向く。
ぐったりした桜子を寝室に寝かせ、子供たちのために夕食を作る。
これも健二のいつもの習慣だ。
随分母親らしいことはできるようになったものの、桜子はまだ家事のスキルが高い訳で無い。
だからと言うのもあるが、健二自身が別段料理とか嫌いでないし、それなりのスキルもあった。
「あ、いけね!・・・醤油買っておくの忘れた!」
とは言っても、こんなミスもある。
しかし、健二にとって幸運は・・・
呼び鈴が鳴り、子供たちが玄関へ走り出す。
そして、子供たちの元気な声。
「「ミカちゃんきたよー!!」」
買い物袋下げた美香が入ってくる。
「どーせ、ケンジ忘れ物してそうだから買ってきといたわ」
「流石、女神様は違うぜ!」
生活用品と共に醤油を買ってきた美香。
恐らく時間的には健二が出ていった後すぐに買い物行ってきたのだろう。
健二にとってパートナーと言える存在。
普段の生活から子供たちの送り迎えまでしてくれる貴重な存在。