初恋の人は 16
そのリズムに合わせるように、俺も腰を振り、由衣の膣にリズミカルにピストンする。
パン、パン、パン、と乾いた音が一定のリズムで響く。
「んあっ、んあっ、イイっ、コーくんっ、もっと、もっと、激しいの、もっとっ!!!」
「由衣っ、良すぎる…最高だぞ…」
「もっと、もっと、突いて突いて突いてっ!!!」
「くうっ、由衣のナカもすごすぎて、長くはもたないかも…」
「いいわ!出してっ!・・・膣内にっ、たっぷり出してっ!!」
由衣の言葉に俺は腰をガッシリ掴んでドンと強く突く。
バチンと下腹部と尻が合わさる大きな音と共に欲望を中で放出する。
「あはぁ、来てるっ!・・・コーくんのが、膣内に来てるっ!」
うっとりとそう言いながら由衣は床に頬を付けるように身体を沈ませる。
俺は射精後の快感と倦怠感に身を震わせる。
そして、ゆっくりと竿を抜いていくと、由衣から甘い声が漏れてくる。
「いっぱい出たね・・・」
振り返ってこちらを見上げる由衣。
恍惚の表情と言うやつだった。
「もう一、二発ぐらい欲しいわ」
そう言ってゴロンと仰向けに転がって由衣が微笑んでくる。
「私、ドスケベだからそんな簡単には満足できないわ」
その艶っぽい笑顔にまた股間が元気になっていく。
「次は・・・種付けプレスって言うのを体験してみない?」
「ああ、是非」
そのワード自体はAVよりエロ漫画でよく聞くような気がする。正常位がさらに男女密着するような感じのやつだ。
「コーくんは回復力が早くていいわね」
「由衣がエロいカッコで誘ってきたら誰だって元気になるぞ」
俺は由衣の両足を持つとグイッと持ち上げて由衣の身体を折り畳むようにする。
そうすると由衣の足先が頭の横にまで来る。
「柔らかいね・・・苦しくないのか?」
「大丈夫よ、柔軟体操は欠かさないから」
少し声が詰まっているから多少は苦しいのだろう。
でもまるで体操選手のような柔らかさだ。
こうやって所謂まんぐり返しの体勢に由衣をすると、俺は上からのしかかるようにしてぺ◯スをぶち込む。
「ぐふぅっ!これっ!いいっ!」
由衣が目を剥く。
なかなかキツいみたいで少し息が乱れている。
「大丈夫?」
「う、うん・・・こう、されるとね・・・」
由衣が濡れた目で見る。
その瞳に映るのは悦びに見える。
「支配された感が半端ないのっ・・・こうされたら私っ・・・孕ませて欲しくなっちゃうっ!」
ゾクゾクしてきた。
由衣は支配された感と言っているが、俺は支配した感が半端無くなってきた。
「私っ・・・数え切れない人にぃ、これされてぇ・・・みんなに孕ませてってっ・・・言ったのぉっ!」
密着して、それでも繰り出すピストン。
由衣が少し苦しそうに息を吐く。お互いの息遣いが間近で聞こえ、感じられる。
「でもぉ、今まではっ、言わされて、やってた…初めてっ、私っ、心からぁ、孕ませてって、言えた……」
「由衣…」
「コーくん、キス、して…キス、しながら、バッコンバッコンして…」