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少年アイドル艶物帳
官能リレー小説 - アイドル/芸能人

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少年アイドル艶物帳 2




数時間後、会場にて用意された自動車に乗りナビが起動する。そして目的地へと運転していると見覚えがある別荘に辿りつく。
「やはりか」
アイドル時代に何回か訪れた事がある……その時は目隠しをされており場所は知らなかったのだが。
「城川さんの所か」
彼もジュニアアイドルをしていたが高卒後は不動産会社に勤務、しかしアイドルの夢を忘れられずに二十二歳の時にジュニアアイドル時代の事務所に研修生として転職。まあ普通なら無謀もいい所だ……が、メンバーやセールス戦略が功を奏して成功している。何よりも今も放送が続く彼らの看板番組の成功が大きい。その番組企画でメンバー全員何かしらの資格を取得しており、この別荘も半ばRAKIRAの面々で建築した。

外見で見た通りログハウスだが木々に囲まれており、ヘリからもかなり高度を下げないと見えないらしい。
「おうっ、来たか」
「どうも、お疲れ様です」
城川の足元には所属事務所の“研修生”である男児が居る。

RAKIRAが所属するシャイニング事務所は日本初の男性アイドル/モデル専門に扱う芸能事務所であり私の古巣、そして私も子供の頃は研修生時代があったのだが……。
「好きですね」
「この歳になると女と付き合うのは億劫さ」
彼が若い頃は恋愛ですら禁止されているのが当たり前の時代、故に性の対象が年下へと変異したのも納得する。男児を見ると一目で分かる、確か中性的な顔立ちで人当たりが良いので次にブレイクすると思われている。だが今の姿はブルマに女児用運動服を着せられ、ブルマには不自然な膨らみも出来ていた。
「おいおいっ、こいつはあんまりお前の様な“男の娘”はたたないぞ」
「え〜〜〜」
付け毛をしているので遠目から見れば少女に見える。だがブルマにある無粋な膨らみを見れば少し下がるだろう……普通なら、だが傍に居る男は普通の性癖を持ってない……。
「ごめんな……」
昔は節操も無く起ってはいたが、今は薬でもしない限りは無理だ。
私に性に対する畏怖が植え付けられたのはあの少年と同じ年齢……故に自力で起たせるには不可能だ。私は玄関から居間に入る。RAKIRAのメンバー全員が揃い、デビュー当時のプロデューサーである男……今はシャイニング事務所社長。系列別事務所の少女も数人居て全員全裸だ……。
「おお、KAW……いや、今は本名だったな」
「ご無沙汰しております……」
社長との逢うのも久しぶりだ、思えば私が所属していたアイドルグループの解散を決めたのも彼……他のメンバーは悪足掻きする中、私はそれを受け入れた。それはRAKIRAを初めとする他のメンバーに影響が及ばないようにする為の決断した。
「君の引退は惜しいと思う、聞けば君は結婚を前提にしたお付き合いしている女性は居ないようだね」
社長は双子だろうか顔立ちがそっくりの少年と少女が一物を舐めている。恐らくお気に入りだろう。
「恥ずかしながらも」
「それはいけないな……おい」
その声に一人の女性が入ってくる。

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