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異端児カラス
【学園物 官能小説】

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孤独-6




なんや「ありがとう」って?
「ありがとう」ってどういう意味やねん?



いいってことか?
あかんてことか?
どっちやねん?



確かめたいけど……
怖くて聞かれへん……。



もうそんなんどっちでもええわ。
俺はお前が好きや。




俺は相原の目尻からぽろぽろこぼれた涙を舌でキレイに舐めとった。
涙も汗も、お前の身体から溢れ出すもんは全部愛おしい。


お前の全部をみしてくれ。
お前の全部がほしい……。


相原はもう抵抗しなかった。
覚悟を決めたように俺を見上げている。


俺は相原と唇を重ねながら、再び下半身に手を伸ばした。
下着に指をかけると、脱がしやすいように相原が少し腰をあげてくれた。


そんな些細なことが一つ一つ俺をドキドキさせる。


「相原の……見して……」


相原はかたく目を閉じて身体の横で自分のスカートをぎゅっと握っている。


相原が俺のために恥ずかしさに堪えてくれている……その状況だけで俺はもうイってしまいそうだ。


俺は相原のスカートをまくりあげ、足の間に顔を入れた。


うっすらとした体毛の下にパンジーの花のような可愛いらしい陰唇が花開き、その中央で一筋の亀裂が愛液に濡れてキラキラ光っている。


「相原のん……めっちゃキレイや……」


俺は愛おしい花蜜を人差し指にすくい取るようにして、割れ目を下から上へゆっくりとなぞりあげる。


「相原……見てみ……」


俺の指から糸をひく相原の欲情の雫。
俺は相原の潤んだ目を見つめながら、その指を口に含んだ。


「……ヤマト……恥ずかしいよ……」


相原が甘えたような声をだす。
こんなお前を見るのは初めてや……。


今まで一切自分を出さなかっただけに、相原のちょっとした表情が全て新鮮で、ありえへんぐらいドキドキしてしまう。
俺は加速度的に相原にはまっていく自分を感じていた。


もっともっと新しい顔を見してくれ。
もっともっと俺を夢中にさせてくれ。


俺は相原のとろけた部分に舌を這わせた。


甘酸っぱい香りが俺の鼻腔に充満する。


「……いやっ……汚いよ……」


俺の頭にしがみつく相原。
俺はお構いなしにその部分を指で広げながら舐め続けた。
舐めるたびに中央の秘裂がキュウッと収縮し、俺を誘うようにヒクつく。


早く相原と一つになりたい。
でもそれより――
お前をもっともっと気持ちよくさしてやりたいねん。


お前のイイところをいっぱい俺に教えてくれ。
どこをどんな風にしたらお前を一番喜ばせられる?


俺は次々溢れてくる熱い果汁を夢中で飲み干しながら、秘裂の上でひそかに息づいている相原のクリトリスを軽く指で撫でた。


「……ん……あっ……」


僅かに声が漏れる。相原は普段あまり声を出さないぶん、ちょっと息が乱れただけでもひどくセクシーに感じてしまう。


クリトリスの包皮をくるりと剥いて舌先で軽く舐めると、相原の身体が大きく反り返った。



「あ……ソコ……だめ……」

「……ココ……気持ちエエ?」

「……やだ……ちが……」



俺はなんだか相原をいじめたくなって、今度はソコを強く吸い上げた。


「……はあっ……んああっ……!」


相原は俺の頭にしがみつきながら腰をくねらせて快感に堪えている。


「相原……めっちゃエロい……俺も我慢できひんようになってきた……」


俺は学生ズボンとボクサーパンツを一気に引き下ろして床に放り投げた。


相原に抱きついた瞬間からガチガチになっていた俺のペニスは、ローションでも塗りたくったようにヌルヌルになっている。


ポケットのゴムを取り出しながら
『下心があったってバレバレやな……』
と気がついた。


だけど相原やったら全部見透かされるのも悪くない。
カッコ悪くてダサい俺を相原には全部見てほしい。


焦る手つきでゴムをつけ相原の上に重なると、可愛いおでこにキスをした。
胸がドキドキしていた。





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