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若芽の滴
【鬼畜 官能小説】

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若芽の滴-13

『レイプ物のAVなんかも、ヘッドフォン無しで、みんなで観てるしな』

『コイツは親を“教育”してっから、女の声すりゃ絶対に親は来ねえもんな』


汐里には、理解出来ない事だった……親が子供の教育を放棄し、何も関与しないなど、有り得ない事だった。
子供が親を親とも思わず、勝手気ままに自堕落に過ごす男達に、軽蔑の感情が沸き上がり、それと同時に、それは恐怖を増長させていった。


『ドアに鍵かけておけよ。急に開けられたらヤバいしな』


カチリと、冷たい音を発て、ドアは施錠された……その音は、汐里には鉄格子の閉まるような、重々しい音に聞こえていた。
世の中と自分は、完全に切り離されたような絶望感が、汐里の心を支配していった。



『早くヤッちまおうぜ』

「あ"む"ぅ!?が〜〜ッ!!!」


男達の手が制服を掴み、力任せに引っ張ると、ジャケットのボタンが弾け、Yシャツのボタンも床まで飛び散った。


『白のブラしてんだな。あんまセクシーじゃねえな』

『胸も小せえや』

「ん"む"〜〜ッ!!!」


幾度となく性行為を楽しんできた男達であったが、その相手は同級生の、援助交際を繰り返す不純な女性が殆どで、汐里のように、抵抗を示す女性は初めてであった。
性行為を遊びとしか思わぬ女性に、食傷気味な男達。
別にレイプ趣味な訳でもなく、ただ単に、たまたま汐里を見つけたから、この行為に及んだだけだ。
〈清純〉を売りにしたアイドルの体への好奇心……あるのはそれだけだ。


「ん"あ"!!…ぷがッ!!…も"が!!!」

『お?ちょっと触っただけでコリコリになったぞ』

『こんなに小さいのに、結構スゴいな』


ブラをずらして真っ平らな胸元を晒し、その小さな桃色の突起物を、男達は焦らすように指先で突き、少女の反応を見ていた。
痴漢達からの屈辱を忘れていない二つの果実は、先程の記憶を鮮明に甦らせ、防御の為に自ら硬化し、鋭く突き出た。


『見ろよ、ギンギンに勃ったぜ。ガキでもこうなるのか……』

『ん?オマエ、さっきと態度違うじゃねえか』

『あ、ああ…へへへ……』


汐里を“ガキ”と蔑んでいた男までも、成熟した女性に負けない程の反応を示す幼体、それに対する好奇心で、膨らんできた欲望を抑える事が出来なくなっていた。


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