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魔法使いの告白
【女性向け 官能小説】

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魔法使いの告白 3-1

部屋に入るなり、私はベッドに突き飛ばされた。

「たかふ…」

くちびるを塞がれる。
舌が入りこんできて、くるしい。

「ん…っ…」

くちびるが離れて、孝文が私を見つめる。

「お前は俺の女だ」

嬉しかった。今までそんなこと言われたことなくて。
ゆっくりと顔が近づいてくる。
下唇に吸い付いては離れ、感触を楽しむように触れる。
手が荒々しく服を脱がしていく。

「いたっ…」

孝文が強引にブラウスを引っぺがすので袖に入ったままの右手を取られて痛みが走った。
身体から離れたブラウスは無造作に投げ出された。

「ちょっとっ シワになっ…ん…」

言いかけた言葉はまた、くちびるを塞がれて、のみこむしかなかった。
ブラが外され、それも投げだす。
ベッドの周りには私が着ていたものが散乱している。
服はもうどうでもよかった。

キスが欲しくて。
触って欲しくて。

「あうっ…」

乳房をぎゅっとつかまれる。
暖かな手がゆるやかに動く。
唇が首筋をおりていく。

「ああっ… んっ…」

すっかり硬くなった乳首を摘み上げられてぴくりと腰が浮く。

「そうか、欲しいか」

孝文が笑顔で身体を起こす。
下着もスカートも既にベッドの下に投げられていた。
私の太股に跨ったまま、ワイシャツを脱いでいく。
ジッパーを下ろして、また私に覆い被さってくる。
舌先で乳首を転がし、揉み上げる。

「あっ… あぅ…ん…」

カチャカチャとズボンを下ろしている音がしている。

温もりに包まれ、気持ちよくて。
頭がぼんやりしてくる。
それが、突然。
脚をひろげられて、不安がやってくる。
硬いモノがあてがわれた。

「ねえ、お願いゴム…ね?」
「…うるせえ」

「うあぁっ!…っ… いっいたいっ! ん!っんっ!」

私の身体は上へ逃げようと反ったが、一気に押し込まれた。
濡れていたけど、そんな性急な行為に痛みが走る。

「イタイっ、イタイのっ。…ああっ!」
「そのうち気持ち良くなるって。」

孝文は抜ける手前まで引いては一気に奥まで突き刺す。

「あっ! ねえっ、生はやめてよ…  ああぅっ!」
「生だから気持ちいいんじゃん。大丈夫だよ」

不安な気持ちのまま。それなのに今、やめて欲しいとは思わなかった。
身体は昇り詰めはじめていた。でも。


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