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七夕には愛を囁いて
【幼馴染 官能小説】

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七夕には愛を囁いて-8

……ぢゅるるるる、っぷ、びゅる、じゅる
唇が張り付き、卑猥な音を立てて粘液を吸い取っていく。聞くだけで体の芯から熱くなり、子宮が欲しいと収縮を繰り返す。
柔らかい唇、掻き出す舌の動き、響き渡る音。
足に力が入らず、あたしはズルズルと滑り落ちてしまう。もう、アルコールのせいばかりとは言えない。
「だめぇ、よっちゃん、欲しいよぉ」
「ん?何が欲しい?舌じゃ足りないのか?」
意地悪だ。
ヌラヌラ光る唇を手の甲で拭い、下から見つめる顔はあたしの気持ちを見透かしてるはずなのに。
「言えよ、英津子」
そんな時に欲しがってる名前を言って、あたしを追い詰めるんだ。
もう、今日変なのは全部アルコールのせいだからねっっ
「お、おち〇ちん、入れて。英津子の、ここに」
ぐうっと両手でそこを開く。花弁に指をあて、蜜穴を開かせて。
霞がかった思考回路もよっちゃんのものだよ。
「ここ?なんて名前?英津子、ちゃんと言って?気持ち良くしてやるから」
気持ち良く……?
その響きにじゅわっと蜜が溢れ出る。決壊したダムみたいに。あたしの思考も押し流されて、ただ今は快楽の虜。
「英津子のおま〇んこに、ねぇ……おち〇ちんが欲しいの。気持ち良くして?」
ああ、自分の言葉さえ体を熱くしていく。零れる蜜が広げた指を伝う。
こうして、ひどく恥ずかしいことを言わされてるのも気持ちいい。
「いいよ。英津子。後ろ向いて、軽く尻を出して」
体温で温くなった壁に、今度は胸を押し付ける。気持ち良くて固くしこる尖端がむず痒い刺激をもたらしている。
「いくよ」
腰を押さえる手が、照準を合わせる手が、熱くて火傷しそうだ。
ねぇ、よっちゃんも興奮してるんだよね?

「あああっっっ」

抑え切れない声が漏れる。よっちゃんのものがあたしの内部を掻き分けて進むたび、処女でもないのに泣けてくる。
だって、だって
「気持ちい、いっっ、んああっ、いいよぉ」
入るだけで気持ちいい。あたしの細胞全部がよっちゃんを待ち望んでいたから。
もの同士に隔たりなく、ぴったりと繋がったのは二度目だ。
たった二度目。やっと二度目。長いこと幼なじみしてての二度目。
こんなに気持ちいいのに、やっとだなんて。
「俺も、久々だからすぐイッちまいそうだ」
耳たぶに口を付けながら低い声で囁く。
その声は掠れてて、熱っぽくって、切羽詰まってる声で。あたしの熱を沸騰させる起爆剤だよ。
「うん、っあん、はぁんっはぁ、イッて、出して。……ちょーだい、いっぱいちょーだい」
自ら腰を振り、よっちゃん、呆れてるかも。スケベな女だって。
でもね、本心なんだもん。欲しくて、全部欲しくて、いきたいんだよ、よっちゃん!
「………しらねぇかんな」
耳たぶを噛まれる。腰を掴まれて荒れ狂ったように叩きつける。
ドズン、ドズンって体が上下するぐらい激しく。お尻がよっちゃんとぶつかって、花火みたいに蜜が飛び肌が鳴る。
右手が前に回され、あたしの立ってしまった肉芽を転がしている。器用なよっちゃんが悔しい。気持ち良すぎて、すぐにいきたくなる。
奥の方までえぐられて、貫かれて、ぢゅぷぢゅぷと絶え間無い音を響かせ、野獣みたいに交尾する。
「っあああああっ、ひぁぁっ、やぁぁ、ひぅあうぅ」
声にならない音を目一杯叫び、嫌々と頭を振る。もうどっかにいきそうで、死んじゃうって本気で思う。
「ああーーーーっ」
突然肩をかじられた。がくがくと震える体は快楽の虜?
痛いよ、でも、興奮って恐ろしい。あたし、イきそう。気持ち良くて。


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