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七夕には愛を囁いて
【幼馴染 官能小説】

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七夕には愛を囁いて-7

「……姫、仰せのままに」
にやにやしながらホックを外す。ふるん、と放たれた乳房にはふれず、言われた通りにそっとブラジャーを脱がせていく。
「下も脱がせます。姫、腰を浮かせて」
まるで従順な家臣を演じるように、言葉遣いまで合わせている。笑いを堪えながらお尻を浮かせると、ごつごつした手が両サイドからショーツを引っ張り下ろしていく。
あっという間に黒い茂みをあらわにし、滑らかに太腿を降下して膝に辿り着くと手を止めた。
「姫、足をどうぞ」
片膝で立った状態。水平にした右の太腿にあたしの右足を乗せる。王子のようなそぶり。あたしも段々楽しくなる。
しゅるしゅると右足を通り抜け、同じ様に左足も丁寧に脱がされる。その都度、チラチラ見える秘部によっちゃんは興味を抱いたみたいだったけどポーカーフェイスは崩れない。
「姫、次は?」
自分も下着を脱ぎ、あたしの前に膝を着ける。
「洗って。なにもかも全部」
言っててくらくらする。あたしの細胞全部がアルコールとよっちゃんに酔ってるんだ。早くふれて欲しくて、弄って欲しくて。きゅんきゅんする。
「じゃあ姫、椅子に座って」
引っ張られて座った風呂用の椅子。シャンプーを手に取り泡立たせるのを見ると、自然と笑みが広がる。
「上向いて。痒い所はありますか?」
真上を向いて目を閉じる。十分に泡立ったシャンプーに髪を包まれ、逞しい指先が頭皮をマッサージする。
正直、気持ちいい。自分とは比じゃないくらい気持ちいい。美容師なのに惚れ惚れする。なんて不謹慎かも。
「いい?流すよ」
コンディショナを流しながら髪を手櫛でブラッシングする。あまり質量のないあたしの髪は襟足の長いショート。あたしが自分で考案したショートで、トップが長めで遊べる感じが可愛い。
「よし。気持ち良かった?姫」
上を向くことによって自己主張した二つの乳房を不意に掴まれる。ピンと張った尖端をくりくりと弄られ、願っていた快感に腰が砕けそうになった。
「ここ、ずっとさわって欲しそうに直立して。姫、鎮めましょう」
前に回り込んだ体が熱い。尖端に吸い付く唇と、意地悪く弄ぶ指先にあたしも加熱していく。
「っ、っん、……姫、鎮まるどころか固くなって。足も開きっぱなし……」
よっちゃんの体を挟むように開いた両足。言われると恥ずかしくなって閉じようとしたんだけど。よっちゃんの両手がそれを妨げた。
「見せて。ああ、どろどろだ。ほら、姫。見て」
差し出した指先はあたしの体液で粘ついてて。恥ずかしい、だけど、どうしようもなく大胆になる。
「んぅ、ここも、綺麗にして」
湯水を一回かけたとは言え、粘液にまみれたそこを。
恥ずかしいんだけど、興奮する。
………自分の指先で大きく開いた。
「仰せのままに。立って。壁に背中付けて」
ひやり、と冷たい壁に背中を持たれさせ、よっちゃんを誘うように足を開く。だけど意地悪さはよっちゃんが一枚上手だ。
「ひゃ、んっ」
「大丈夫。背中に足下ろしていいから」
左足を掴まれ、膝を着いたよっちゃんの肩に背負われる。左足の爪先が宙を舞い、ふくらはぎが背中の筋肉に支えられる。
ぱっくりと開いた秘部。指を添えなくても、よっちゃんの目の前で花開く。粘液を滴らせ、その紅く熟れた内部を見せ付ける。
恥ずかしい。
でも気持ちいい。
よっちゃんの舌がふれるだけでイッてしまいそうだ。花弁や粘膜を舐め、蜜穴から溢れる液を舌で嘗めとる。自然と揺れてしまう腰をがっしり掴んで離さない。
「んあああっ、ふぁ、んううっ、あんっ」
「っ、……嘗めきれないな。口から零れてく」
妖しく光る目が興奮を高める。もうお遊びはお終いだと言うように敬語が抜け、いつもの意地悪でえっちなよっちゃんだ。


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