投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

愛を囁くよりも先に…
【OL/お姉さん 官能小説】

愛を囁くよりも先に…の最初へ 愛を囁くよりも先に… 4 愛を囁くよりも先に… 6 愛を囁くよりも先に…の最後へ

愛を囁くよりも先に…社長との秘め事…-5

それは、昨日俺が…社長にキスしたことを言ってるのか…?

社長は俺の目の前までやってきて、ソファーに腰掛けた。

俺の体が熱くなり、心臓が高鳴る。

「三沢がいつもあたしを守ってくれて嬉しかった。だけど…昨日初めて三沢はあたしを守らなかった、でしょ…?

――それがどういうことなのか…教えてほしい」

キスをしてしまったこと。
それは、俺が『俺自身』から社長を守らなかった、ということ。


俺は今、社長から言われてやっと気づいた。

『自分以外』から社長を守りたかったんだ、って――

自分以外の男を寄せ付けたくないのを、秘書という自分の役職を理由にして。
近くにいすぎて、そんな当たり前のことに気づかなかった――

相手が社長だということが大きすぎて、この今の関係を壊したくなくて。

だから――

「困らせたなら、言わなくてもいいわ。男だから、そういう欲求があっても仕方ないと思うし…気にしないで」

そう言って立ち上がろうとする社長の腕を、俺はぎゅっと掴んだ。
社長が驚いて振り向く。

「どしたの…?」

「俺…社長のこと、もう守れないです」

「三沢?
…ちょっとっ…え…?!」

ソファーに社長の体を強引に沈めて、社長にキスをする。
昨日のキスのように触れるだけのキスじゃない。
社長の唇の隙間から、まるで苦しいと言っているように吐息が漏れた。

長いキスの末に、俺が唇を離しても荒い吐息が漏れていく。

「『これ』が、あたしの質問の答え…?」

苦しそうな吐息を抑えようと、社長が自分の口に手を当てながら、そう俺に聞いた。

「あたしでいいの?
三沢より、7歳も…年上なのよ…?」

「…そんなの関係ないです」

俺はそう言い放って、スカートを乱暴にめくる。

「やっ…」

膝を立て、太ももをで隠すようにするが、俺の目にははっきりと見える、真っ黒なガーターベルト。
黒いストッキングのレース部分をつなぐストラップを指でなぞる。

「社長…」

「みさ…わっ…!!」

脚を広げてその部分に顔を押しつけると、それ特有の香りが下着越しに感じ取れた。

太ももを両手で何度かなぞってから下着をゆっくりとおろすと、露わになる社長の茂み。
服を着たまま、下着が脚にかかっている状態を見ると…何だかとても興奮してくる。

俺はジャケットを脱ぎ捨てると、ネクタイを素早く外した。


愛を囁くよりも先に…の最初へ 愛を囁くよりも先に… 4 愛を囁くよりも先に… 6 愛を囁くよりも先に…の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前