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崩れる日常
【初恋 恋愛小説】

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二人の日常、5-2

「おはようございま〜す」
店「ありゃ?千裕っちまでこんな早く来て珍しいな!」
「学校終わってから少しヒマしてたんで来ちゃいました。皆居るしちょうどいいかなと思って。
店長今年もよろしくお願いします!」
「おお〜。ありがとな。」
内「俺には?俺には?」
「一応あるから焦んないでよ。」
「ちぇっ。一応かよ。一体本命は誰なのかな〜?」

内海さんが嫌な目線を俺に送ってくる。
千裕は気にせず俺の方に向き直ると

「はい!今年もよろしく。」
「あ、ありがとうございます。」

バイト先では白々しくもまだ敬語を使っている。
この義理チョコの偽装と似たようなもんだ。

…このチョコは偽装なんだよな…?

「ふ〜ん…」

内海さんがこっちを見たままだ…

「それじゃ、お先に仕事入ります!」

後は千裕に任せて取りあえず逃げよう。

少し遅れて大場さんが出てくる。

「俺も義理だったよ…
本命は誰なのかな〜?」

…俺に安住の地は無いらしい…


やっと、最近あまり楽しくないバイトがハネました。

俺はスタンドの向かい側にあるコンビニで立ち読み中。
真っ正面に千裕の車が停まる。
最近の待ち合わせ方だ。
スタンドにチャリ置きっぱなしで出掛けたら流石に怪しまれる。
そしてこのコンビニは向かい側にある割に案外ばれない。

「お腹空いたね。どっか食べにいこっか?」
「…じゃあ、某ファミレスで。」
「出発進行〜!」

焦るな俺!
信じろ千裕を!



料理が来るまでの間もそわそわしっぱなしで
俺が第三者なら見ちゃいられない状態だったと思う。

そして千裕は今日がなんの日か忘れてんのか?
ってぐらい気にしてない様子。

備え付けのモニターに映るミニゲームに夢中だ。

「恋愛診断とか相性占いとかあるよ〜。面白そう!」
「へぇ〜。こりゃやるしかないね。」
「ん〜。でも悪い結果出たらやだしな〜。」
「占いとか信じる方?」
「いいとこだけ信じる。」
「じゃいいじゃん。やろうやろう。」
「え〜…良いとこ無かったらどうしよう…」
「どんだけこの関係に自信ないんだよ…
俺まで不安になる…」
「冗談だよ。やってみよっか。」


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