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ドアの向こう
【父娘相姦 官能小説】

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ドアの向こう〜綾〜-2

「何、洋平くん?何か知ってるの?」
「あー…まあ、先輩はお姉さんだしいいっすよね」
コホン、と前置きした後、
「優のやつは一応好きな人いますよ」
「誰?私の知ってる人?」
「そのはずです。先輩と同じ学園の霧崎玲先輩です」
「え…?」
優の好きな人が…霧崎玲(キリサキレイ)?
知ってるも何も、玲と私は親友ともいえる間柄だ。知らないはずがない。
「あの霧崎先輩を狙うなんて、優のやつも無謀っすよね。あんな超絶美人と付き合えるわけないのに」
「ありがと洋平くん!それじゃまた!」
何とも貴重な情報を得てしまった。こうしちゃいられないわ!
洋平くんが何か後ろから言ってるけど、無視して家を出る。
「そっか、玲なんだ…フフ」
思わず笑みが出る。
しかも偶然か必然か今から玲と買い物に出かける予定だったのだ。
玲から色々話を聞かなくちゃ。
その上で、
「…絶対にくっつけてあげる」
確かに玲は同性の私でもドキドキするくらいの美人だけど、上手く立ち回れば優との仲を取り持てるだろう。
だって……玲の好きな人は、私の弟、優なんだから―――………


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