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ヴァンパイアプリンス
【ファンタジー 官能小説】

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ヴァンパイアプリンス7-7

「…ッ」
爆発寸前でお預けをくらっている身にもなってほしい…と宏樹は思った。
(…お仕置きが必要だな。)
次は見てろッと宏樹が思った瞬間、トランクスから宏樹の逸物が勢いよく飛び出した。
「わ!!」
「舐めてほしい?」
月下は宏樹のものの根元にそっと触れる。
「…ッ」
ゴクッと宏樹の喉がなる。
妖艶な艶めかしい女が、自分のものを握っているのだ。
「ねぇ、舐めてほしい?」
月下はその手を上下に動かし始めた。
「そッ…れはマズいよ!!」
「言わなっきゃ…」
月下は宏樹の言うことになんぞ、聞く耳をもたない。
「言わなっきゃ…舐めてあげない。」
シュッシュッと、動きを速めて宏樹を追い詰めていく。
「ヌルヌルしてきてるよ…」
「…だッて…」
気持ち良すぎ。笑
宏樹は本当に余裕がなくなってきた。
「ね…も、無理…出ちゃうって…」
「じゃあ、ちゃんと言って…」
月下はとことんAV忠実のようだ。
「〜〜〜」
宏樹は観念して、ボソッと言った。
「…舐めて…」
「いいよ。」
月下は手を止めて、そのままパクッと口のなかにおさめた。
「あっ…」
摩擦で生み出された快感とは違った、快感がそこにはある。生暖かい、人間だけが出せる質感。
月下はチロチロと宏樹の形をなぞるように、際どいラインを舌で辿る。
「ちょ…舌使わなくていいって!!」
「ひゃんへぇ?(何で?)」
月下は不満げに眉を寄せた。
「出ちゃうから〜!!」
言う事を聞かない月下に宏樹は強行手段として、月下の口から自身を無理やり抜き出す。
「あ!!宏樹!!」
気分がのってきた月下は、急に中断させられてちょ-っと怒った。
「俺は口の中より月下の中がいいよ…」
情けない声で宏樹は言う。
何故なら今の彼には説得力がないから。
「まぁさ…こんな勢いよく立ってて言う言葉じゃないだろうけどさ…」
宏樹の逸物は空を仰ぎ見るように反りたっていた。
「AVみたいなエッチはやっぱりよくないよ。」
宏樹は月下をベッドに寝かす。
「AVのテクは凄いけど…さっきで気持ちよかったのは俺だけだ。」
宏樹は月下のショーツを器用に脱がした。
「俺はさ、月下と心も体も一緒に気持ちよくなりたい。」
「…うん」
宏樹は月下に足を開かせる。
「あ…濡れてる?」
「ちょっとだけ…」
月下の蜜壺は既に潤いを帯びていた。
「んッ…」
宏樹はその蜜を自分の指に絡ませ、まだ割と小さな突起に撫で付ける。
「あッ…やだ…」
くりゅくりゅと、その突起を弄びながら宏樹はそこに顔を近付けた。
「ひゃん!!」
ーペロッ
突起に生暖かい舌が触れると、月下は短く声高く鳴く。
「んあッ…宏樹ッ」
宏樹の唾液が絡みついている突起は赤く充血してぷくっと大きくなり、宏樹を誘う。
壺周辺も受け入れ体制ができているようだ。
唾液のせいで鈍く光っているのが、またいやらしい。


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