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Forced Smile
【青春 恋愛小説】

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True Smile〜本当の笑顔〜-1

どうも皆さんこんにちは、信也です。
今回のストーリーは、オレと彼女との始まりの話をオレ視点で話そうと思っています。

True Smile〜本当の笑顔〜

「なぁ、彼女欲しいな?」
は、なんだよこいついきなり
「そうだな。」
まぁ、適当に相槌打っておくか
「お前が肯定するな!」
「は?」
なんだよ、自分から聞いてきたくせに
「お前あんだけ告白されてるんだから、モテない奴の気持ちが分かるわけないだろ!!」
なんだよ、その理屈・・・
「別に告白されてるからって、モテてるとは限らないだろ。」
「ふざけるな!」
たく、やつあたりじゃねぇかよ、
「まぁ、落ち着けよ。告白されてるからって彼女いないんだから同じだろ?」
オレはモテルらしい、自分じゃよく分からないが、
今までに何度か告白されたことはあるから、モテているんだろう。
「なぁ、あんだけ告白されてんだから、付き合おうとか思わないのか?」
ん、落ち着いてきたな
「思わないなぁ。」
「なんで思わないんだ?」
「なんでって、別に理由なんてないよ。」
「いや、ウソだね!」
どっからその根拠が出てくるんだ?
「なんで、そう思うんだ?」
「オレなら告白されたら付き合うからだ!!」
・・・
「じゃぁ、全く好きでもなんでもない人に告白されてもOKするのか?」
「する!!」
即答か、こいつこんなだから彼女とか出来ないんだろうな。
「さぁ、なぜ付き合わないんだ!!」
「なんでって言われてもなぁ。」
「分かった!お前好きな子がいるんだろ!誰だ!?隣りのクラスの加藤さんか!?」
「はぁ、いないよ。」
ウソだ。
「それに加藤さんって誰だよ?」
「知らねぇのかよ!そんな事より!!じゃぁ、何で断ってるか理由を述べろ!」
はぁ、めんどいなぁ答えないと終わりそうにないな、しょうがない
「う〜ん、そうだなぁ好きな人がいないからかな。」
「はぁ、なんだよそれ?」
よし食いついた
「だってさ、好きでもない人と付き合っても長続きしないだろ?」
「まぁ、そうかもな」
もう一押し
「だろ?それに好きな人ならともかく、好きでもない人と付き合って誕生日とかいろいろ面倒そうだし。」
どうだ?
「あぁ、まぁそうだな、」
もう十分だろ、
「そんなことよりさ、前にお前が言ってたグループの曲聞いたよ。」
「え、マジか!どうだった?良かっただろ?」
「あぁ、良かったよ。」
とオレは話を逸らした。

オレには好きな人がいる。
だからって訳じゃないが他の子と付き合おうとは思わない、さっき言った理由も本心だからだ。
その人は、整った顔立ちに黒いロングストレートヘアで、すごい綺麗だ。
そこで惹かれてないと言ったらウソになる、だが好きになった理由は他にある。

彼女はあまり笑わない。
笑わないから良いわけではなく、彼女は本当の笑顔でしか笑わない。
オレみたいに作り笑いでごまかしたりしないんだ。
彼女は本当に面白かったり嬉しいと感じた時しか笑わない。
彼女の笑顔は他の人の笑顔よりも何倍も綺麗に見える、それはきっと彼女の笑顔が本当の笑顔だからだと思う。


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