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Forced Smile
【青春 恋愛小説】

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Forced Smile〜作り笑い〜-1

どうも皆さん、始めまして。
このストーリーの主人公の澤田信也です、よろしくお願いします。
今回のストーリーはオレとオレの彼女のちょっとした紹介をメインとした話です。

Forced Smile〜作り笑い〜

今オレは教室にいる、そして目の前にはオレに頼みごとをしている一人のクラスメイト
「なぁ、信也頼むよ!」
「でも、明日だよ?」
「そこをなんとか、提出も明日なんだよ!お前なら勉強しなくても大丈夫だろ?」
「分かった、良いよ。」
「やった、サンキュ!」
「ちゃんと返してね。」
「分かってるって」
オレはテスト範囲のノートを取り忘れたという、クラスメイトにノートを渡した
(たく、取り忘れたんじゃなくて寝てて取ってないだけだろ。それに言うならもっと早く言えよテスト明日だぞ。)
この宋華高校ではテスト当日にそのテスト範囲を写してあるノートを提出することになっている。
オレは、ちゃんと授業を受けているからノートもきちんととってあるし、勉強もしているから心配はない。

次は移動授業か、そろそろ行こうかな、と立ち上がると後ろから肩を叩かれ声をかけられた
「信也、行くのか?」
「うん、行くよ」
「じゃぁ、一緒に行こうぜ!」
「良いよ。」
と言って笑いながら一緒に教室から出て行った、が本心では
(オレこいつ嫌いなんだよなぁ、気安く肩触るなよ。)
と思ってる、まぁいわゆる作り笑いってやつだね。

その授業の帰りには違うクラスメイトに話しかけられた。
「一緒に戻ろうぜ」
「うん、良いよ」
こいつは良い奴なんだよな。

とまぁ、ここまででオレの性格の大まかな所は分かってもらえたと思う。
オレは友達と話すとき作り笑いを浮かべる事がよくある、まぁ、作り笑いなんてみんな使ってると思うけどね、
でもオレの作り笑いは、自分で言うのもなんだけど、ほぼ完璧だ。
(ほぼって言うのは、たった一人だけ見抜ける人がいるから、でもその人には作り笑いなんてしないから問題ない。)
しかも最近は無意識で作り笑いが出るようになってしまっている。
オレは自分の本心を出して人と接する事があまりない、
出したら周りの全員の人間が引くぐらいの、まぁ分かりやすく言うと毒舌になるからだ。
だから、オレは作り笑いを浮かべている、だからっていつも作り笑いなわけじゃない、本当に面白いと感じた時は普通に笑う。
友達と話していて面白くないけど笑うタイミングの時は作り笑いでごまかすね。
他には話しかけられたときに微笑んで「なに?」とか言うとだいたいの相手はだませるよ、
だませるって言い方は良くないかな別に詐欺師って訳じゃないしね。
後はなにか話すようなことあるかな・・・
あ、そうだ、後は結構人が思ってる事が分かるかな、百発百中ってわけじゃないけど
(この人はあの人が嫌いだな。)とか(この人は今ああ思ってるな。)とか、
その程度だけどね。
とりあえずオレの紹介はこんなもんかな。


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