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ノラ・バッド
【ファンタジー 官能小説】

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ノラ・バッド-3

俺が暴れたために消えた、床の魔法円を描きなおし、枕元にろうそくを立てると火をつけた。≪ここで召喚の儀式でもするのか≫
ナースと一緒に俺の患者着を脱がすと、足を開かせて、閉じない様にくくり付ける。
ベッドの上にナースが乗って来た。
足もとに仰向けに寝る。ドクターに暗示でもかけられているのか、妙に従順だ。
ドクターはナースの白い服の前を開くと、薄いピンクのブラをはずした。
細い体のわりに思ったよりは大きな乳房が重力で少し潰れて胸に乗っている。
白いパンティーストッキングと一緒にショーツを脱がす。
ナースは恥ずかしそうに綺麗に処理した下半身を手でかくした。
ドクターはその胸を揉み、乳首を持ち上げて、俺に見せる。「ほら、どうだ。君もさわりたいだろう。これから治してあげるからね」
今の俺は、苦痛は消えていた。しかし、手のひらからはみ出る乳房を見ても、優しく流れる腰の線を見ても、俺のものに変化はない。
ドクターはナースを腹が水平になるように押さえた。左手はずっと胸をもてあそんでいる。
「先生」ナースが色めいた声をあげた。
「うるさい、まともに仕事もできんくせに」さあ文句でも言ってみろというように乳首をねじる。そうしながら下半身の手を払い除けた。
ナースの腹を祭壇代わりにして、道具を配置していく。
股に大きなろうそくを挟ませた。「倒すなよ。しっかり力を入れろ」火をつける。
「さて術を行う。これで君の長年の悩みも解決だよ」
「魔を使うのか」
「魔もまた神の作ったものだよ。人の手では届かない所へでも、魔の手は伸びる。何が悪いのかね、『魔』という呼び名が悪いのだね。では精神体とでも呼ぼうか。
肉体でものを扱う我々に対して彼らは精神でものを扱う。ある意味我々より神に近いとも言えるだろう」
オレは神に貸しがある。 ≪この体で充分笑えたか≫ 俺はもう飽き飽きしている。そろそろ俺の体を返してもらってもいいのだろう。
ドクターが呪文を唱える。それから腹に置いたニワトリの首をナースの上で切って、血を振りまいた。
ナースが悲鳴を上げ。体を揺らす。溶けたろうが股に流れる。その熱さにまた、悲鳴を上げた。
ドクターが呪文を唱えていくと、黒いモヤが立ちのぼって、人の形のようになっていった。
それは血まみれのナースの上をうごめいている。
ナースは身を縮めて少しでも避けようとしている。そのたびに大きなろうそくが揺れて、溶けたロウが股に流れていった。
鶏の命を乗せて滴る血、ナースの苦痛に満ちたうめき、魔はそれを舐めとっては、喰っているようだ。
体にかかった血が、魔になめとられていく。ナースは顔をひずませて、腰を揺らす。そうするとまた大量のろうが流れた。
ナースの体のへこみにたまったロウが、冷めて固まる前にドクターがそれをひとつにまとめていく。
それで作ったのはロウでできた男根だった。
そこそこの大きさのものを女の足の間に突き立てた。
足にはさんでいたろうそくが斜めに倒れ、溜まっていたろうがいっきに腹の上にこぼれる。
熱さに身もだえる女の上で、ドクターは溶けたろうの中に、その作り物をこすりつけ、太さとつややかさを増していった。
やがてできたものに満足すると、「どうだね、女の性気をしっかり吸ったものだ」一物を持って、根元をロウソクの火で溶かした。
今度は俺の体に覆いかぶさってくる。
≪食らいつくされるのか、呪いをかけられるのか。それとも犯されるのか。何にしても、もうおしまいだな≫ 覚悟を決めた。
呪文と共に俺の一物にロウでできたものがかぶさってくる。
溶けたロウの中に俺の小さなものが埋め込まれる。熱さに叫びながら、それでも俺は体を動かせなかった。
俺の股間には、ロウでできた一物が大きくそそり立っていた。
ドクターはナースを起こすと、その上にしゃがませる。
女が俺のものを包み込んだ。そして出し入れ‥
「動かなくていい」イラつくドクターの声が鋭く響く。
それでもナースは夢中で一物を滑り込ませた。魔の仕業かもしれない。
ドクターの呪文と女のあえぎが続く、やがてナースは声を上げてもだえ、昇りつめた。
その儀式が終わると、すべてを片付けさせた。
「呪文が、体に浸透するまでには少しかかるだろう」それから病室を出て行く時、「汚らしい、さっさと体を洗ってこい。その後私の部屋へきなさい」ナースに触らない様に耳元でささやいた。
しばらくして、体中がかゆくなって、それがフォークで全身を刺されるような痛みに変わっていく。
俺はまたのたうち回ってさけぶと、拘束された手首がちぎれそうだ。
股間が波打つようにうずき、痛む。
大きな粉砕機の中にいるようだった。
≪ちぎれ飛んで、なくなる≫
しかしその前に気を失った。


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