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ノラ・バッド
【ファンタジー 官能小説】

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ノラ・バッド-11

「神は『産めよ増やせ』と言う」
俺は抜き去ると。パンティーを元に戻してベッドに押し倒した。
「おまえはそれを大事にしまっておけ、かわりに娘が神の言葉を成すのを見ているがいい」
もう我慢できない。横で足を開く娘にのしかかっていった。
突き入れようとした。だが俺はまだセックスになれていなかった。
「しまった」 もたつく間に娘の股間からへその上までを白く汚してしまった。
ママが狂ったように笑う。「これを天の啓示と見なさい。あなたに神は関係ない、ただの わがままなのよ」 大きな声が廊下の向こうまで響くように感じた。
「黙れ」二人の拘束を強める呪文を唱えた。
俺は我慢できなくなって下半身を出したままの娘の上にシーツをかぶせた。
≪それでなかったことに、できるというのか≫
病室の二階の窓から飛び出した。
病院の物陰に隠れる。
≪何をしてるんだ俺は、なぜ逃げた≫ ≪いや、このままではもう病院に戻れない≫ ≪それでは治療が続けられない≫ 頭の中で自分の叫び声がする。
それでも動くことができなかった。
まともに声も出せないはずなのに、あの母親は怒鳴った。
≪怒鳴られたくらいでどうしてしまったんだ≫ オレは頭の毛をかきむしってから、小さくなったチンコを握りしめた。
俺はわかっていた。初めて叱られたからだ。
≪このまま引き下がるのか。どうしてやろう≫ とりあえず、意識体となり様子を見に行った。
ドクターが二階に降りてきていた。親子の病室に入る。
「おやおや、親子して」そこでかたまった。さすがだ、拘束の呪文がかかっていることに気がついたのだ。「誰だ」ドクターが見回すが、誰もいるはずがない。
シーツを跳ね除ける。
娘の状況を見てすぐにわかったようだ。「あの猫くずれめ、私の患者を盗んだな」
丸いものをベッドにたたきつけた。針金の束だった。
≪こいつ、娘に対して、ナースのようなことをしようとしてるのか≫
「この患者を補正してやらねばならんのに」
だが、娘はすでに犯され、体を白く汚している。
じっと動かない親子を眺めていた。
「子どもの状態は親の管理だ。この責任はおまえにとってもらうぞ」服をぬがせていく。
ドクターは針金をペンチで切ると、母親の手首に巻いて、端をねじった。母親とはいえまだ若く美しい。
次に胸元にも巻きつけ、締め付けていった。乳房が半分に切れるのではないかと思うほど食い込んでいく。
どうやら、体のきれいな母親の方で我慢するつもりらしい。
娘が合うはずだった仕打ちを、母親が受けている。
元々拘束されているにも関わらず、痛みにうなり声をあげた。
≪いい気味だ。えらそうなことを言っても、ドクターにやられてしまうんだ。これも神の啓示なんだろ≫ 縛られていくのを眺めた。
ペンチで針金をねじり、くい込ませていく。挟まれた皮膚が切れ、血がにじむ。
針金の切り口に触れた肌が毛ほどの赤い筋に変わり、かすかな血が玉となってあふれてくる。
黙々とねじり、締め付け、そして満足げに息を継いで、張り具合を確かめると、次の一本へと進んでいった。
ドクターが何をしようと俺の知ったことではないが、女の子の扱いには腹が立っていた。あンな確認法はすべきではなかった。
≪だからこんなことをして叱られてしまったじゃないか。とでも言うのか≫ このことは無理やり忘れる。
針金での拘束も、娘に対してするつもりだったのだ。これも、するべきことではなかった。
痛み止めを処方しなかったことも不満だ。
≪こいつに治療をする気はあるのか? そのふりをしているだけじゃないのか≫
この子や俺が苦しむのを見て、こいつは喜んでいたのだろう。
≪俺のした事と同じじゃないのか≫ このことは無理やり忘れようとした。
『これを天の啓示と見なさい。あなたのは、ただの わがままよ』言葉がよみがえってくる。
激しく頭を振って忘れさせようとした。
≪腹を汚したおかげで、娘はひどい仕打ちに合わずに済んだんだ。これは神の加護じゃないのか≫

俺は意識を体に戻すと、二階へかけ上がった。
休憩室の雑誌をつかむと、トイレに入る。
もう我慢する必要はない。まともな治療をドクターに期待することもできない。
缶のゴミ箱に雑誌を突っ込んで火をつけた。これで煙感知器が鳴り出すだろう。
それでも、気が付かれずに火事にでもなっては困るので、火災報知機のボタンも押した。
病院内に警報が鳴り響く。
ナースたちはすぐに各階の入院患者の所へ行くだろう。
あの親子の所にも。
その時あのドクターはどう言い訳をするのだろう。惑わせるのか。それとも逃げるのか。

これも、結局は俺のわがままなのかもしれない。
それとも、俺を作った神からの啓示なのかもしれない。


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