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月の裏側
【調教 官能小説】

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征服-2

祐は、家に着き、抱きつこうとした美月を突き放した。「挨拶は?」と美月を見る。
美月は、黙って洋服を脱ぎ、リモコンバイブを取り、祐の足下に土下座した。祐は、美月に首輪をし、ヴァギナを確認した。

「四つん這いになれ」
美月は、全裸のまま四つん這いになった。祐は、鞭を手にしていた。
鞭が美月の尻に当たった。
「誰が濡らしていいと許可した?」と言われる。

許可なく、しかも祐の指でもペニスでもない玩具でヴァギナを濡らすなど、祐が許すはずはなかった。鞭が尻を叩くたびに、美月は、ごめんなさいと謝る。尻は赤くなり、ヴァギナはさらに濡れた。

さらに濡れた姿を見た祐は、美月に縄をかけた。ディルドを入れたまま体中を縛り、ボールギャグをつけた。
傍に立っているように言われる。

祐は、部屋着に着替えて、ビールを飲みながら、
鞭で美月を触り始めた。
乳首を冷たい革が撫でる。ボールギャグの中から美月は、声を上げた。

ひとしきり鞭で体中を弄ぶと、祐は、美月の乳首に鈴がついたクリップをつけた。
クリップは、痛みを伴うようなものではなかったが、首輪をつけられ、縛られ、ディルドを入れられ、ボールギャグをつけられている体に更なる拘束が加わり、美月は、幸福で震えた。
快楽を取り上げられ、拘束されることは、美月の体が最も望む行為だった。

しかし、快楽を求める気持ちは、強く残っていた。快楽を強く強く求める気持ちがあるからこそ、取り上げられることが美月の被支配欲が満たされるとも言える。

立たされていた美月は、尿意を催した。祐に必死に訴える。ボールギャグと縄を外してもらい、トイレへ行こうとした。
すると祐が、美月を風呂場へ連れて行った。

「ここでしろ。」
美月は、抵抗した。以前も見せたことはあったが、愛する人の前で放尿する姿を見せるのは、耐えられない屈辱だった。
抵抗は許されるはずがなく、美月は、祐の前で幾度目かの放尿をした。
久しぶりに会っても触ってももらえず、放尿する姿を見せている自分の立場が惨めでたまらなく、
ヴァギナは、相変わらず濡れていた。

祐は、美月の体を洗い、タオルで包むと、ベッドへ連れて行った。
「美月、自慰をしろ。」と言う。
「声も出すな、絶対にいくな。いいと言うまで止めるな。」とローターを渡される。

放尿までした美月は、一切逆らう気持ちはなかった。黙ってローターをクリトリスにあてる。
数秒で上り詰めてもおかしくない状況だった。
しかし、必死に声を押さえ、違うことを考え、いかないようにしていた。

美月の必死な姿を見て、祐は、楽しそうに笑っていた。15分が経ち、美月が朦朧としかけた時、祐の左指が乳首を触り、ローターの強さが大に動かされた。

「あ、ああああーっ」
美月は、大きな声をあげ、一気に上り詰めようとした。もちろん、いく寸前にローターは、止まる。
祐は、美月の頬を叩いた。
美月は、号泣した。

美月は、祐に頬を叩かれると幸せだった。
決して暴力が好きなわけではないが、ドミナントである祐が手をあげることは、支配の証であり、美月の体の芯に響くものだった。



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