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月の裏側
【調教 官能小説】

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理由-6

5日目

ディルドを入れられたまま眠った。
もちろん、何度も目が覚めた。
明け方、寝返りをした祐に後ろから抱かれる。
祐は、乳首を触った。
寝ているのか起きているのかは、わからない。
初日のように、ひたすら乳首を責め、美月がいきそうになると、これ以上ないタイミングで指を止めた。

幸せな地獄だと思った。
逆らったら、これほどの仕置が待っていると想像していなかった。
逆らわせないという祐の強い意志は、美月にとっては、愛情として届いていた。

朝から数えきれない程、乳首を責められた。
ディルドを抜いて欲しいと頼んだが、そのまま出社するように言われる。
確かに小さめのディルドだ。見た目にはなんとかなるだろう。
しかし、美月がこの4日間受けている仕置を考えると、一日耐えられるかギリギリの状態であった。

日中、美月は、何度か周りから、具合が悪いのではないか?と聞かれた。
どう見てもいつもの美月ではなかった。
最終日の監査を少し早く切り上げ、祐の自宅へ急いだ。ベッドに倒れ込む。
ペットカメラは、美月を見ている。
もう逆らう気持ちはなかった。
寝不足なこともあり、そのまま眠っていた。

物音で目が覚めた。
祐が帰宅し、食事の用意をしていた。
週末だから、一緒に飲もうとワインを買ってきていた。

美月のヴァギナから、一日ぶりにディルドが抜かれる。シャワーを浴びて、少しホッとする。
着替えようとする美月に、祐は言う。
「着る必要はないよ。このまま、今日も明日も着なくていい。」と。

美月だけ全裸だった。
祐は、服を着ている。それだけのことだが、祐の所有物であることが明確だった。

ソファに座る祐の足元に座るよう指示される。
全裸のまま、床に座る。
祐は、美月に首輪をつけた。

お酒を飲みながら、祐は、美月の体を触った。
美月を感じさせるというより、玩具として弄んだ。
少し酔った祐は、美月に自慰を命じた。
会う前と一昨日と二度約束を破ったことの罰だった。

祐がよく見える床で、自慰をした。
ベッドは許されなかった。
首輪だけつけた全裸の姿を晒し、本来なら人に見せない秘め事をさせられていた。

祐は、ワインを飲みながら見ていた。しかし、時折スマホを見たりし、注視はしていなかった。
置き物やペットが何かをしてるのを放置しているという扱いだった。

粗末に扱われ、床で自慰をしている美月は、すぐに感じた。短い時間で、息が上がってくる。
いきそうになったその時、祐の乗馬鞭が美月の手を払った。
大きな声をあげ、美月の体は床を跳ね、悶えた。

少し落ち着くと、ローターを渡された。
次は、最低の弱さのまま、クリトリスに当てるよう指示された。
美月は、生殺しのまま、自慰をさせられ続ける。

すると、祐が一枚の紙を渡してきた。
全裸で、冷たい床の上で、クリトリスにローターを当てたまま、美月はその紙を読んだ。

『自分の立場を忘れないようにし、二度と約束を破ったり、逆らったりしません。
約束を破ったり、逆らったりした場合、二度とペニスを入れてもらえないまま飼われることに同意します。』
美月は、ペニスを入れてもらえないまま飼われるという状態を想像した。
今の状態が延々と続くということだ。
息が上がり、首輪がのどに当たる。

気づいたとき、美月は、床で気を失っていた。
愛されていると思った。


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