藁の匂いに惹かれて第2話-8
――――――チキチキチキチキ・・・・
――――――バサッ・・・・
同じくウィンセントの手がティファのタンクトップ前面のチャックに伸び、
勢いよく下に向かって引き下ろしていく。
開かれ脱ぎ捨てられたタンクトップの下からこぼれ出したのは、
あらゆる男を惑わせるにたる豊かな白い実り。
既にウィンセント自身もその感触と味は堪能済み。
しかし前回と違うところはその両乳房を黒い生地で編まれたブラジャーが覆っているということ。
ブラジャーをつけていないときに比べて、 より濃密ではっきりと乳房の魅力を引き立たせるという勝負のアイテムだ。
――――――――カチャカチャ・・・
――――――――パサッ・・・パサッ
2人は自分のベルトやスカートを緩め自分の足元に落としていく。
この間も2人は互いの鼻先はくっつけ合い、唇を重ね続けていた。
今やウィンセントは身には何も身に付けておらず、
ティファもまた胸元と下腹部を覆う黒い下着のみとなっていた。
「はぁ、はぁ・・・・ウィン、セント・・・・」
「ティファ・・・・・」
それぞれがキスの合間に相手の名前を漏らす。
互いの興奮が最高潮にまで高まろうとしている。
ウィンセントが両手でティファの顔を挟み込み、
より自分に近づけるようにして唇を押し付けた。
ティファもそれに存分に応える。