藁の匂いに惹かれて第2話-10
――――――チュッ・・・ピチャッ・・・
「 !! ンッ・・・ァ・・・・・んん」
ティファの上に覆い被さるウィンセントの舌がティファの口許から顎、喉元から鎖骨付近へと愛撫しつつゆっくりと下がっていく。
舌が肌をつつくようにしてなぞる度に、ティファは押し殺したような喘ぎとため息を発しつつ仰け反り、
頭の上のシーツを握りしめ襲いくる快感に耐えていた。
前回荒々しくティファの身体を貪ったのとは一転、
まるで焦らし慈しむように官能を煽りながら愛撫してくるウィンセント。
クラウドのものとも違う舌技により、
ティファは抗うこともできずウィンセントの思うがままの状態だ。
ウィンセントの舌がティファの胸元にまで到達した時、彼女の豊かな白い実りの先端はこれまでにないくらい硬く大きくなり、ウィンセントを待ち望むかのようにピクンピクンと動いている。
「・・・・この柔らかくて豊かな膨らみ、そしていやらしくも私を求める乳首・・・・・」
「 !! いや・・・やめて、ウィンセント。口には出さないで・・・」
「明るいところで見ると、本当にティファの乳房はすばらしい・・・・」
「ゃぁ・・・恥ずかしい」
「フ・・・・」
くねくねと腰を揺らせるティファ。
しかし彼女の体の至るところがウィンセントの愛撫を待ち望んでいるのは明らかなこと。
やがてウィンセントは両手で左右の実りをすくい上げるかのようにして、
ゆっくり大きく揉みしだいていく。
――――――モニュゥ・・・モニュ・・・
「アアッッ!!!」
一際甲高い声がティファの口から漏れる。
すくい上げるようにしてティファの乳房を上に揉みながら、
ウィンセントは硬くなっていたティファの乳首に舌を這わせ歯をたてる。
しかも両乳房交互に。
―――――――チュウッ・・・ピチャ、ピチャッ・・・・
――――――カリッ・・・・・
「アウッ!!こんなの・・・・あああっ!!」
心地よい痺れがティファの脳天を貫き、彼女は大きく息を吐きつつ脱力する。
ウィンセントの舌だけで既に何回意識を手放したか分からない。