藁の匂いに惹かれて第1話-12
藁の中に埋もれ、いつしか着ている着衣を全て脱ぎ捨ててまぐわう二人。
ティファの体は疲れを知らぬウィンセントの愛撫によって蹂躙され既に意識も朦朧としている状態だった。
頭の中ではもう駄目、と思いつつ、肉体は肉欲のままに素直に反応し収まることはない。
白い肌は桃色にそまり、息も荒いティファを尻目に、
ウィンセントは眉一つ動かさずに 激しい突き上げを再開した。
――――――ズッズッズッ・・・・・
「いく、イク、いく・・・いっちゃうぅぅ・・・・!!! 」
そして、
「ア、アアアア――――――ッ!!!!! 」
「くうっ・・・・・」
ティファが一際激しい絶叫を放った刹那、
ウィンセントは歯をくいしばりつつ、
ティファの体を勢いよく持ち上げた。
途端に膣の束縛を逃れた肉棒が空気に触れ、
今まで溜まりに溜まった欲望が音を立てて吹き上がった。
―――ドピュドピュッ・・・ビュッビュッ・・・・・ピュッ・・・・
「あ・・・ああ・・・・・はぁ・・・ん」
宙を舞うその白い液を顔面に飛び散るのを肌で感じながら、
ティファは意識を失いつつそのまま背後の男の身体に自らの重みを預ける。ようやく彼女の長い肉欲の呪縛が解き放たれたのだった――――――――――