投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

こいびとは小学2年生の最初へ こいびとは小学2年生 144 こいびとは小学2年生 146 こいびとは小学2年生の最後へ

「ふうふ」-1


 駅から半ば小走りで帰り、玄関の鍵をかけ、デスクライトだけを点灯させ、ベッドの上に転がっていたリモコンを拾い上げて暖房をオンにする。ものの数十秒で室温が上がり始めるのは狭い部屋の数少ないメリットだ。PCをブートしてデスクトップが表示されるのももどかしく、しのちゃんには絶対見せられないフォルダから琴美と麻衣ちゃんと柚希ちゃんのお気に入り画像をそれぞれ開く。三人の笑顔のアップがモニターに並んで表示される。琴美の小ぶりな歯の並び、麻衣ちゃんの唾液で濡れた前歯、柚希ちゃんのやや露出気味のピンクの歯茎。俺の脳裏に、今日堪能した三人の息臭や体臭が、どっ、と怒涛のように蘇る。チノパンとボクサーブリーフを同時に脱ぎ捨てると、とっくに包皮がぺろん、と剥けている勃起したおちんちんが薄暗い部屋の中でぴん、と屹立する。
 ハットラック(座席上部の荷物収納棚)の不具合を知らせてくれた柚希ちゃんと二人で狭い通路に並んで扉のラッチを直しながら嗅いだ、コパトーンに似た甘ったるく柔らかな体臭。作業する俺の手元を、隣に立って覗き込むようにつま先立ちする柚希ちゃんの、俺の顔から二十センチと離れていない口から漏れる生温かな息臭。不具合が解消された瞬間の、わあ、と柚希ちゃんが上げた声と同時にとどめを刺すように襲いかかる23歳のちょっとツン、とする息の匂い。
 そして、帰りの電車の中で俺の左右斜め前から押し寄せてきた琴美と麻衣ちゃんの息臭。直通急行が人身事故で運休になり、空港線のダイヤも乱れて珍しく混雑した車内で、普段は乗らない各駅に乗って途中駅まで行って乗り換える琴美と麻衣ちゃんが俺のすぐそばでおしゃべりしているときの二人の息臭。疲労が溜まると匂いの濃度が高まる26歳の琴美の息臭と、中学生のようにクセがなくそれでいて生々しい、もうすぐ19歳になるJD1の麻衣ちゃんの息臭。
 三人の濃密な息の匂いを、それも同日に、しかも琴美と麻衣ちゃんのは同時に嗅ぐことができたのは相当にラッキーだとしか言いようがない。電車の中、琴美のしょうもないギャグがなぜかツボった麻衣ちゃんが思わず吹き出した、それも混んだ車内で口元を覆うすべもなく横隔膜が排出させた呼気とそれに混じる唾液の粒子が、麻衣ちゃんも琴美も気づかない程度に鼻にかかった瞬間、自分が最優先でしなくちゃいけないことが確定した。スーパーに寄るのも管理会社に家賃を送金するのも明日でいい。
 モニター上の三人の口元。今日嗅いだばかりの息臭が鮮烈に甦る。文字どおり息遣いが伝わるような、前歯をはっきりと見せた笑顔の画像。大脳皮質に埋め込まれた三人の息臭がその温度と共に蘇り、想起された記憶が揮発して鼻腔の嗅細胞に信号を送り、ここあるはずのない匂いを再現する。三人の女の子の、むき出しの代謝の匂い。他人に嗅がれていることをあまり意識していない三人が無邪気に放つ身体からの匂い。琴美や柚希ちゃんならキスしたり正常位でセックスしたりしているときに甘い吐息やあえぎ声に乗せて彼氏に嗅がれている匂い。琴美情報が正確なら彼氏がいたことがない麻衣ちゃんがいずれファーストキスや処女喪失のときに生まれて初めて男に濃密に嗅がれることになる匂い。おちんちんをこする手の動きが加速する。脳内と鼻腔内に仮想的に作り上げた記憶の中の匂いを再現する空間の空気濃度を極限まで高める。ちょっと埃っぽいような琴美の息臭、鼻を軽くツンと刺す柚希ちゃんの息臭、唾液混じりのまだあどけなく少女っぽい麻衣ちゃんの息臭。26歳と23歳と18歳の女の子の身体から分泌される、体温を伴ったこれ以上なくリアリティのある匂い。くはあ、琴美、柚希ちゃん、麻衣ちゃん、三人の匂い、たまんねえよ。


こいびとは小学2年生の最初へ こいびとは小学2年生 144 こいびとは小学2年生 146 こいびとは小学2年生の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前