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ノラ猫 
【ファンタジー 官能小説】

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ノラ猫-7

当然すぐに見つかって、シュウにひきずられて、院長室へ連れていかれました。
さんざん悪態をつかれます。
言い分は聞かれもしません。頭から犯人扱いなのは変わりませんでした。
マルは泣くだけで、何も言わなかったようです。あたりまえです、おれを切り捨てるか、院長のお気に入りを敵にするか、簡単なことです。

◎ぼくはまた院長室でズボンを脱がされて、鞭で『悪魔の棒』を打たれました。
それからまた、しなびた芋虫に電気ショックです。

〇おれはその後、反省室という名前の独房に入れられました。
「ここでじっくりと自分と向き合って、やったことを反省しなさい」
≪やったことと言われても、もう悪魔が立ち上がりもしないのに≫ 眠り続けました。
そんなことがあっても職業訓練と銘打った強制労働には、かり出されました。野菜の収穫期だったのです。
その時にシュウが近づいてきます。
「なぜおまえがいた。だれが上にいたか知ってるわけだな」 短い鞭でたたきます。その鞭は前の、嘘の暴力事件の後、危険防止にと院長先生から持たせてもらったものでした。
ミヤもこれでうちのめされていました。
やつの権力はさらに大きくなったわけです。

◎ぼくは誓います。鞭を前に、なんの神様にだって誓います。
「上にいたのはぼくだけです。ごめんなさい、ぼくがマルを傷つけました」
そう言うまで叩きました。

〇おれの罰は1週間ほどで終わりました。
その後しばらくはのんびりできました。反省室を出てからもまあまあでした。
でも、ミヤからの呼び出しは覚悟していました。今度は女子用のトイレの中でした。
「ここで大きな声を出したらどうなるかわかってるわね」女子用は女子棟に続く先生たちの部屋の近くに設置されています。

◎ぼくは何度もうなずきます。
ミヤはぼくをにらんだままです。どうやら今日はぼくのものを触る気はないようです。
「あんたがマルを襲うような大胆なことができるわけないよね」目を離してくれません。 「さあ、言いなさい。玉を潰されてもいいの」
「サボって寝てたんです。目が覚めたらあんな風になってたんです」何とかごまかそうとします。
「あ そう、シュウは関係あるの、ないの。 言いなさい」
股にさわられます。これは完全な危険信号です。気持ちよくどころか、もっと縮こまってしまいます。表情からして、今度は潰されるのを覚悟しました。
「本当に、ぼく知らないんです」
「また私を裏切る気。シュウに何されたかわかってる? 鞭でたたかれ、おれのもしごけって言われたのよ。叩かれながらさせられたわ」
ぼくのチンコはミヤに握られても縮こまっていました。
「次やったらどうなるかわかってるよね。あんたは殺される。私はやつの女にされてしまう。あんた自分でしゃべり方おかしいのわかってる? 『ぼく』と言う時はいちばん怪しいのよ」
「えっ? あの、変わりませんよ」
「まあいい。あんた私のお気に入りなんだよ。面白いもの。もう一度だけ聞いたげる」ニコッとして、玉を握ります。
ぼくは顔面から血の気が引いていきました。 「あっ、あの」じっとり脂汗が出てきます。
「なあに」じわじわと力を入れてきます。


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