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ノラ猫 
【ファンタジー 官能小説】

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ノラ猫-4

物思いからさめました。
かすかにうなって、前のめりになります。 これはわざとです。背の低いおれは、そうするとちょうど顔がミヤの胸のあたりになります。
頬っぺたでこすると、服越しにコリッとした乳首が当たるのです。
もっと年下でもブラジャーをしている子はいるのですが、ミヤのは小さいので、まだしていませんでした。
「わたしにさわりたいんでしょ? だめよ子ネズミちゃん、おとなしくしてなさい」手を速めながら、生け垣の間から外をうかがいます。
「気持ちよくなってきた?」
「やめて」
「だめ、命令よ」きびしく言いました。

◎ぼくはだまりました。願いを聞いてなんかくれません。
「イッちゃいなさい」
命令です。ピュッと漏らしてしまいます。それはミヤのスカートを汚しました。
「私にうそをついたお礼よ」 にらみつけて、「先生、先生」急に叫びます。
ぼくは固まってしまいました。逃げようにも、玉をつかまれています、あんな苦痛はもういやでした。
「どうしました」先生が生け垣をかき分けてこようとした時、ぼくの玉は解放されます。
「この子ったら急に私の服に‥」

〇おれはあきらめました。
ミヤがそれ以上言う必要はありません。下半身を出したおれと、スカートを汚されておびえる女の子がいるのです。
そのまま院長室に連れていかれました。
「何もしていません」言いますが、しているのは明白です。
でも、それ以上の言いわけができません。ミヤが何と言っているかわからないからです。
言い分が食い違うと、必ずおれが嘘をついていることにされ、話はこじれていきます。じっと黙っているのが一番でした。
そうしたら先生たちはしびれを切らして勝手に進めてくれるのです。少なくともうそをついたとは言いません。
ところが今日はすこし違いました。 「ズボンを脱ぎなさい」
脱いでたたむと、どうしようかと考えた末、先生のデスクの端の方に置きました。
院長先生は忌々しげにそれを短い鞭で床へ払い落とします。
「今日という今日は我慢がなりません。保護すべき女の子にあんな欲望の暴力を働くとは、なんと恐ろしい」その手が震えています。怖いのではなさそうです。
「なんとかおっしゃい。そこまでおまえの心はゆがんでいるの。それともこれがさせるのですか」股間に小さくうなだれるものを、鞭でしたたか打ちます。

◎ぼくは悲鳴を上げて、手で隠して耐えます。
「きちんと立ちなさい。二度と女性にそのような暴力を働けないようにします。この院の使命です。この院からそのような犯罪者は出させません。さ、手をどけて」
もう一度鞭で打ちます。
「なぜそんな気になったのです」「いつからです」「なぜ」「どうして」聞くごとに鞭をふるいます。
ぼくのものは真っ赤に腫れてきましたが、やめてくれません。
院長先生が疲れるまで続きました。そして、「そこに立っていなさい」と言って、出ていきます。

〇おれは、≪これが本当のおれじゃないんだ。 いつか見返してやる≫ と考えます。
でも、おれは下を向いて息を吹きかけて、少しでもチンコを冷やそうとしているだけでした。
院長先生は、ミヤになにか確かめにでも行ったのでしょう。戻ってくると、「どうして茂みでそんなことをしていたのですか」問い詰めます。
「わかりません」
ミヤが何と言ったか、わからないのです。いつもこんなのにはもう、うんざりでした。≪おれは変わりたい≫ でもどう変わればいいのかはわかりませんでした。
先生はまた最初から質問を始めて、その都度股間を鞭打ちました。
『悪魔の持ち物』院長先生が言います。


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