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ノラ猫 
【ファンタジー 官能小説】

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ノラ猫-3

―――その時は脱いだズボンはパンツごと持っていかれました。
大きくしたチンコを手で隠しても、他の連中がその手を払って、みんなに見せます。女の子も離れたところでキャッキャと笑っています。ぼくは見世物でした。
しばらくして、「ほら、履きなさい。みっともない。落ちてたわよ」ミヤがズボンを叩きつけてきます。
それを履いていると、先生が何の騒ぎかとやってきました。
みんなはもう知らん顔をしています。これが大人を入れない、子どもたちだけの遊びだとわかっているのです。
「おトイレですか、そんなところでしてはいけませんよ」
「はい」おれはトイレに逃げ込みました。
大人に言っても、大人は「いけませんよ」と言うだけで、問題が解決したと思って満足します。
実はその裏で、密告者は周りからどんな扱いを受けるのかをわかっていません。
「返してあげたんだから感謝しなさいよ」ミヤが、後でこっそり言います。
「ありがとう」ぼくは素直にいいました。
これでも、ミヤは小さな頃はすごく優しかったのです。
この孤児院では、乳幼児は年長のお姉さんたちが面倒を見てくれます。普通、男子は3才が終わると男子部屋にうつされていきます。
でも、おれは手のかかる子でした。体のいたるところの骨は変形していて、4才になってもまともに立つこともできず、ずっとおしめをしていました。
みんな嫌がったのに、ミヤだけが面倒を見てくれたのです。
その頃まだ小さかったミヤは、押し付けられたのかもしれませんが、それでもおれの調子が悪くて動けないときは、おしめも替えてくれましたし、体も洗ってくれました。
少し大きくなった頃からです。だれもいないときにミヤはおれのチンコにさわるようになりました。
「私の子ネズミちゃん」そう言いながら、いろんなところをさわったり引っ張ったりました。
おれが歩けるようになって男部屋に入ると、それはなくなりましたが、それでもよく体調を崩しましたし、医務室でのおれの看護はミヤだと、先生も当たり前にそう思っていました。
そんなある時、熱を出して、医務室のベッドで熱くて布団をはだけていると、ミヤが来てくれました。
「熱いんだよ。さっきは凍るほど寒かったのに」訴えると。濡れタオルを頭に乗せてくれます。
それから黙っておれのパンツをずらして、チンコを見ています。
びっくりしました。 ≪どうしたんだろう≫ みられること自体は小さいころからなので気になりません。
ただミヤはもう大きい子でした。そんな子に触られてチンコを大きくするようになったことが少し恥ずかしかったのです。
それをミヤが握って、先っぽを唇で包みます。すぐにやめました。
熱が一気に下がったような気がします。
「秘密よ、いい」怖い声で言いました。
「ねえ、ミヤにもさわらせて」
「おまえなんかに触らせるもんか」
かわりに、ずっとしごいてくれました。「どう、これって気持ちいい?」
白いものが噴出して腹にかかると、それを拭きとって、黙って出ていってしまいました。
それが新しい遊びの最初でした。
それから時々遊びに来るようになりました。
「私の見せてあげる」 機嫌のいいときに、おれの物にさわりながら言います。スカートをたくし上げて、足を広げました。
白いパンツでした。 それでもよく見ていると、うっすらとしわが寄っています。滑らかなふくらみの真ん中に、すじがついているのです。そこにかすかにしみが見えます。
ちびっとシッコを漏らしたのかもしれません。
パンツの横から、柔らかそうな足の付け根が見えて、縮れた毛が顔をのぞかせています。
「おれにも舐めさせてよ」
「絶対に嫌。うるさくするならもうしてやらないよ」
おれは黙りました。他にだれもおれなんかを相手にしてくれる者なんかいません。
黙っていると、おれのチンコをしごきながら、自分のパンツに手を入れて、ゴソゴソさわっています。
ミヤのひそかで、すごくいやらしい声におれのチンコが反応して、痛いほど突っ張りました。
「どうしておれなんかに」聞いたことがあります。
「さあね。でもお前は黙ってられるでしょ」
そうなのかもしれません―――


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