和也の帰った部屋で-1
腕の上で目覚め優しく見つめる和也の瞳と出会い
鼓動を聞くように胸に顔を乗せ 息を整えていた
・・このままで ・・ 良い・・ずっと・・
静かな時間が過ぎ 和也の呼吸が聞こえる 心音を聞くように
胸に顔を乗せ 目を閉じていた
夕方まで 和也と部屋で過ごし 和也は帰って行った
部屋が暗く成り 明かりを灯す
・・・私だけの 貴方には成ってくれるはずがない・・・
・・・判ってる 判って居た ・・・・
・・・暗い 部屋で 涙だけ こぼれていた・・・・・