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花狂い
【OL/お姉さん 官能小説】

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公園で-1

事務所に戻ると本店から遥の絵を本店で一週間展示したい本人に確認して
一か月後の展示を取りつけて貰いたいと半ば強制的なFAXが届いていた
地方のTVニュースと今までに無い盛況に本店が興味を示した為の事らしい 
高島はFAXを持ち山辺に見せ

「いい事ですと」山辺は嬉しそうに言い

「私も同行してよいですか?」高島に尋ねてきて

「是非一緒に来て絵を選んでください」と高島は答えた
翌日公園の桜の葉の色が濃い緑に変わって行くのを見ながら
約束の場所へ向かった 
ギブスが外れ腕がすこし細く成った気はするが両腕が動かせるのは気持ちが良い
指定された店に入ると明るい花柄のワンピースを着た菜摘が席に付き
紅茶を前に座って居た 高島が前に座ると

「済みませんお休みの処を」と頭を下げ顔を上げると
高島の目を見つめ目の奥に淫靡な光が見え 

「課長今日夕方位までお時間有ります?」菜摘が聞いて来た

「大丈夫」と答えると

「此処では話せ無いからドライブしません?」
菜摘は立ち上がり駐車場へ向った 菜摘は高島の車に乗り
菜摘の言われるように走らせると山間の公園の駐車場に止めさせられ 
菜摘がシートとバスケットを車から降ろし
高島がバスケットを持つと菜摘は公園から山間に歩き出し 
この辺はどうですと菜摘が指した場所は駐車場から死角の平たんな
草原だったシートを敷き二人並んで座る
目の前には街が眼下に広がり周りは丈の低い草花が夏に向かって
背を伸ばし 景色を眺めていると菜摘が口を開いた

「主人浮気してるのこの間若い娘と腕組んでホテル街に歩いてるの
 見てしまったんです」 高島が菜摘の顔を見ると
菜摘の目に諦めと怒りの光を見た 

「私追いかけたんです途中まで でも止めました」菜摘は顔を落とし

「あの人時々遊んでるのは知ってたんです 夫婦ですから
 でも目の前で見せられるのと違いますよね 
 離婚して子供の親権取っても子供に辛い思いさせるなって思って
 家に帰ったんです 主人何時も通り帰って来て
 私が知ってるの知らないで何時も通りに家に居るんです 
 私も普段通りに話してでも心で許せなくて」

課長と菜摘が高島を見た 高島が顔を寄せると唇を合わせて来る
舌を絡めていると菜摘の手は高島の猛った物を形を確かめる様に
スラックスの上からなぞり
スラックスの前を開き 明るい空の下に肉茎を出し咥え始めた 
高島は背中のファスナーを下げブラジャーのフォックを外すと
乳房を愛撫した乳首を転がすと喘ぎながら口は深く咥え込む 
手を伸ばし股間に手をやる濡れたパンティーに直接触れた
下着の上から膣を愛撫し 塩崎が起き上がり下着を降ろすと
肉茎を手で自分の膣に合わせ腰を落とし飲み込んで行った 
高島の体に手を当て腰を動かし喘ぎながら腰を回し膣を擦り続け 
高島に上体を被せ荒い息を吐き高島が腰を下から強く早く動した
時折顔を上げ良い良いと言いながら腰を高島の動きに合わせ喘ぎ続け 
高島の腰に疼きが上がり始め行くよ伝えると
腰の動きが速く成り中に出してと膣を押し付け腰を回して来た 
膣に打ち込み体に注がれた時菜摘が悲鳴を上げ高島に抱き着いて来た 
体を離し高島の横に体を寄せ

・・うふ・・と言いながら

「ここ思い出の場所なの」青い空に雲が漂うのを見ながら

「高校三年の時当時付き合っていた彼が免許を取りドライブで来た処 
 彼に体許した初めての場所初めて不倫した思い出の場所に成っちゃった」
と悲しげに言いながら高島の胸に顔を乗せ 

「昨日背中触られた時課長と此処で抱き合ってるのが見えて
 思わず誘ってしまったの」

「主人と此れでお相子」と呟いた 
起き上がりバスケットからサンドイッチを出し高島に薦め 
体を起こし明るい日差しの街並みを見る
眼下の道路を時折車が走るのを見ながら
菜摘の持ってきたサンドイッチを食べ菜摘の言葉を聞いていた 
眼下の草が風の流れを教えるのを見ながら高島が横に成り 
菜摘は高島の腕に頭を乗せ横になり青い空を見つめていた

「弱いわよね女って 主人の浮気判ってて我慢しなきゃいけないのだから
 離婚も有るけど主人子供育てられないし 
 私の収入では子供の進学制限されるでしょう」と高島を見た
高島が見つめ返すと菜摘の目に涙が浮かんでいた 

「良いのと」かすれた声で呟くと空に目を向け

「今日だけ」と呟き小さく

「今日だけ」と言い重ねた

「お風呂入りません?」菜摘は起き上がり高島に言った
聞くと30分程車で行くと三軒程の温泉旅館が有ると言う
中に日帰り入浴も出来る宿が有るらしい
車を走らせ旅館に着くと部屋に個室露天風呂の付いた部屋を案内され 
5時まで部屋を使用できると係がお茶を入れ退室していった


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