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花狂い
【OL/お姉さん 官能小説】

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恵との夜-1

高島は智子を送ってマンションに戻ると冷蔵庫にビールを放り込み冷えたビールを取り出し
余り飲まない事と言われているが 手以外が元気なのは困る幸い左腕のギブスなので普段の
生活に支障は無い TVを点け漫然と見ながら来週位から仕事に復帰しようかと考えていた
チャイムが鳴り出てみると須賀が何か出来る事無いですか、と尋ねて来た
部屋に入れお湯を沸かし紅茶を出し
須賀が頭に落ちて来たの覚えてると言い衝撃を覚悟したら来なくて見たら
課長の腕がと泣き出した 
高島がティッシュを渡し涙を拭かせると須賀が笑顔に成り
晩御飯作りますよと台所に立とうとするのを止め
気にしないで話しでもしようと店の事を色々と聞き その日須賀は帰って行った 
帰り際明後日来ても良いかと聞かれ
部屋から出ないから大丈夫と答えドアを閉め 
リビングの壁に寄りかかりビールを開けた時僅かな寂寥感を覚えた
約束通り夜に須賀がチャイムを鳴らし入って来た
2DKの広さは高島には広すぎる
単身と伝えたのが何処かで家族でに変わっており赴任した時
案内され初めて知って 荷物を一つの部屋に押し込み 
一部屋に寝具を置いて台所の付いたリビングは冷蔵庫とテーブルだけの
殺風景な部屋と成っていた 
妻が手伝いに来て荷物の整理と言っても一日で終わり一週間の間
結婚当時を思い出すように昼夜と寝室で過ごし 
昼は散り始めた桜を夫婦で眺め桜の下で握り飯を方張り 
何も話さず桜が散るのを夫婦で眺めていた
休みも二週目に入ると腕以外元気な体は暇を持て余す 
車でと思うがギアを入れる時腕に負担が
懸かることで断念し近所を散歩して 
後は部屋で読みたかった本をビール片手に読みふけり
夜冷凍食品を温め食べながらTVを見て布団に入る 
横に成り明かりを消し先週まで横に居た妻が
家に帰り広々とした空間にふと寂しさを感じていた
須賀は来ると高島の前でお店の最近の出来事とか来店客の噂とかを話し
高島に何か手伝う事が無いか室内を見渡しながら訊ねて来た 
高島が特に無いけど一人で暇だから時々顔を出してと言うと
笑顔ではいと答え帰って行った
一日間を開け須賀が訪ねて来た 
昨日は遅番だったから来たかったけど遅いので早番の今日来たと
紙袋からタッパーを取り出し 
これ作ったんで食べてくださいこの間来た時ゴミ袋冷凍食品の空き袋ばっかり
だったからと 二つのタッパーを冷蔵庫を開けしまいながら
中を覗きビールばっかりと笑った
扉を閉め高島の前に腰を降ろし
お酒余り飲まないで早く治して出社して欲しいと高島の飲んでいる缶を手前に引き 
笑いながら駄目と抱き込み笑いながら高島に渡し 早く治して下さいと帰って行った
送りながら高島は須賀の制服に包まれた腰を見て思わず
腰に血が回るのを感じ 慌てて前を須賀の目から隠しながら送り出した
布団に入ると須賀の来た時の姿が目に浮かぶ 
座るときに見せたスカートに包まれた太ももベストを押し上げる乳房
冷蔵庫に物を仕舞うときの後ろ姿が何時の間にか裸の姿を想像し 
右手が激しく動かしうずき始めるとティッシュを取り出し射精した
一人でしたのは何時が最後か思い浮かべながら眠りに付いた
須賀が時間が有れば顔を出してくれる事に 
高島は何時しか心待ちしている自分に気が付いた 
今年38に成る自分と22歳の須賀では恋愛対象外 
家で須賀と話が出来れば充分と自分に言い聞かせていた
昼病院で検査を受け 3週間が過ぎ他が大丈夫だから復帰したいと医者に言うと 
今腕に負担掛けると余計時間が懸かると言われ来週再度検査してと 
次週の結果次第で良ければ事務程度なら大丈夫だろうと言われる
須賀が訪ねて来て何時もの様にテーブルに座り話始め 
高島も何時もの様に受け答えしながら 立ち上がり冷蔵庫からビールを
一本抱え須賀の前に座った 
テーブルに座る前に須賀を見るとスカートが上がり太ももを明かりに晒し 
張りのある腿は灯りを反射して輝いていた
高島は名残惜しそうにそれを見ながら須賀の前に腰を降ろし 
須賀が今日の事を話し涙を流し始めた
年配の男性の対応をしている時 その男性が須賀を大きな声で罵倒し 
聞いて見ると明らかに認知症症状の男性らしい
フロアーマネジャが宥めながら誘導し 
その男性が帰って行ったと,
「私何故怒られたんですか?」と上目使いで高島に聞いて来る

高島が笑いながら ぼけ老人は俺でも対応できないと言うと
,須賀も笑顔に成りそうなんですか?と聞き返すので,感情コントロールが
出来ないから怒るんだよ,まして年寄りは耳も遠いからと
耳に手の平を乗せると、ほっとした表情を浮かべ
課長が言ってくれてほっとしました
恵が悪いのかなってずっと思ってたんですさっきまで、
有難うございましたと帰って行った
須賀が帰って一人に成ると急に部屋が広く成り 
ビールを飲み布団に入ると
須賀のスカートから出た足を思い出しながら手を動かし始めた


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