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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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小6の分数と比例とパフィーニップルと-4


 そして、このジュニアアイドルの、前かがみの胸のビキニから上半分だけがちらりと覗いているふくらみかけの乳房。ビキニに締められてちょっとむにゅっと凹んでいる、本来だったら三角形にツン、と突き出ているはずの、12歳のふくらみかけ。綾菜ちゃんのカットソーの奥にあるはずの、二次性徴中の、タナー分類で言えばだいたいステージ3くらい、ぷっくり、という擬態語がぴったりの、小学6年生の乳房。
 画面のジュニアアイドルに綾菜ちゃんをだぶらせているうちに、ショートパンツの中のおちんちんがむくむくと隆起していく。しょうがねぇなあもう。中腰になってショートパンツとボクサーショーツを下ろす。さっき洗ったばかりの、勃起で包皮がぺろっと剥けた亀頭が、照明を反射しててらてらと光っている。左手にティッシュを持ち、強張った陰茎に右手を添えてゆっくりと上下に動かす。あう、綾菜ちゃん、会った初日にいきなりオナペットにしてごめんね、でも綾菜ちゃん、このジュニアアイドルに似てて、ふくらみかけの感じもそっくりで、綾菜ちゃんでオナニーせずにはいられなくなっちゃったんだよ、くぅぅ、同じ小学生でもしのちゃんとはまた違う高学年さんの、二次性徴の出現している身体。もしかしてもう恥毛も生えかけてたりするのかな。
 ううう。やばい、さおりさんの息臭も思い出しちまった。温かくて、琴美のよりは控えめな匂いの、でもちょっと大人のエッチっぽさが混じっているような、さおりさんの柔らかい息臭。あ、琴美の吹き口も思い出してきた。琴美の唾液で濡れた呼子笛の、ロッカーで嗅いだ乾燥した唾液のちょっと鼻につく匂い。くはぁ、刺激がまとめて襲ってくる、だめだあ、もういく。
 二回、三回、四回、射精の律動が止まらない。五回、六回目でやっと射出が収まり、尿道から精液がどろりと垂れるだけになる。射精の疲労感がどっと押し寄せ、左手のティッシュで亀頭を押さえたままゲーミングチェアの背もたれに身体をあずける。たぶんとろんとしている俺の目に、コルクボードにぶら下げた「お守り」が映る。喫茶店での、機嫌悪そうなしのちゃんの顔が脳裏に浮かぶ。しのちゃんごめん、またしのちゃんじゃない女の子で射精しちゃった、でも「こいびと」なのは、大好きなのはしのちゃんだけだから許して。あと、しのちゃんのママのこと、エッチなことにちょっと使っちゃって、ほんとにごめん。


 南南東に向いた窓から晩夏の日差しが降り注ぐ。テーブルの上のアイスコーヒーとコーラのグラスが日差しを受けてきらきらと光る。そのグラスの横には、算数と国語と理科と英語の教科書、そして解答欄が見事に全部まっさらなワーク。うええ、ぜんぜん手を付けてない、とは言ってたけど、ほんとうになんにもやってないのかい。
 綾菜ちゃんがコーラを飲みながら上目遣いで俺を見てちょっと笑う。

「ええと、あの、じゃあ、いちばんわからない教科から始めようか、どれかな」

「んー、ぜんぶ、だけど、特にわからないのは算数」

 ストローを口から離した綾菜ちゃんが、この間よりは多少明るい声で言う。グラスをテーブルに置き、ちょっと前かがみになって肘を膝に乗せて頬を両手で支え、また上目遣いで俺の顔を見る。なんか、あざといポーズだけど、やっぱこの仕草かわいい。
 軽く咳払いして算数のワークを開く。分数の計算。どしょっぱなから割り算が出てくる。

「……分数の割り算、やりかたわかる、よね?」

「授業でやったと思うけど、わかんない」

 あっけらかん、と言う綾菜ちゃんがくしゃっと笑う。あどけない笑顔の口元から覗く八重歯。矯正していない、でも「悪い」というほど乱れてはいない歯並び。二本の前歯が唾液に濡れて輝く。まずい、そこ凝視したら勃起してしまう。今日のチノパン生地薄めなんだよな。

「掛け算九九は?ぜんぶ言える?」

「うん、それはだいじょうぶ」

「わかった、じゃあ、割り算のやりかたをゆっくり復習しよう」

 教科書を開いて、逆数の説明を始める。綾菜ちゃんはいつのまにか両手を膝の上で揃えて、真面目な顔で俺の説明を聞いている。この間の様子から、もうちょっと手こずるかもしれないと思っていたけれど、案外素直に話を聞いてくれている。

「こんな感じでやると、分数の割り算はかんたんだよ」

 ひととおり説明して顔を上げると、綾菜ちゃんの顔がさっきよりも近くにある。話を聞くのに夢中で近づいてきたのか、それとも俺が無意識に寄っていったのか、たぶん後者だな。

「うん、なんだかわかった気がする。お兄ちゃんって教え方やさしいね、学校の先生とはぜんぜん違う」

 そうでもないよ、と言おうとした俺の鼻腔に、綾菜ちゃんのかわいい八重歯の口から漏れた息臭が届く。え、小6の女の子の息臭って、こんなに甘酸っぱくていい匂いなんだっけ。あ、そうかコーラ飲んでるからか。
 ちょっとドギマギしながら、教科書の次のページを開く。比例の問題が印刷されている。

「あー。綾菜これ、分数よりももっとわからないんだー」

 だー、に続いてため息のような吐息が流れ、それがまた俺の嗅細胞を刺激する。コーラの香料混じりの、小6の女の子の生の息臭。俺は軽く咳払いして、BPMが速くなりかけた鼓動を鎮める。


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