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調教物語
【SM 官能小説】

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赤い雫-1

沙也加は私の首枷に付いているリードを引っ張って青いシートが敷かれたベットまで連れて来ると、大の字になってうつ伏せになるよう命令した。私は恐る恐るベットの上に仰向けになり手足を広げると沙也加はベットの足に繋がっている鎖を手繰り寄せ手枷、足枷にその鎖をつけて身動きできない様にベットに固定した。
 やがて沙也加は紅く太い火のついた蝋燭を近づけてきて「これでアナタを紅く染めてあげる」と妖しく笑った。私の体に蝋燭が近づき、沙也加がゆっくりと傾けると赤い雫が糸を引く様に垂れていった。刺す様な痛みに「うぅっ」と声が漏れる。身を捩り避けようとしても拘束具が僅かに軋むだけだった。「ほらぁ、動いちゃダメ」と沙也加は笑いながら私を朱に染めていった。蝋燭の明かりに照らされた沙也加の顔は満足げなサディスティックな笑みを浮かべていた。


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