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僕の会社の淫らな先輩
【OL/お姉さん 官能小説】

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焦らされた身体への痴漢-6

「ち、違うんです…お姉さんだけ…なんです。こんなふうに思い出して…勤めてた時も盗み見て…。だから我慢できなっ…ん…!」

真由美は握っているその手を素早く動かした。
どくどくと脈打っているのが伝わってくる。

服がはだけた真由美の背中を、男は抱き寄せた。

「それなら、きちんと誘ってくれればよかったのに。
多分、うまく誘ってくれれば、もっとやらしーこともできたし、あたしに嫌われずに済んだんじゃない?」

真由美はそう罵倒しながら、ペニスを素早くしごいていく。
しごく度に、真由美の手がぬるぬると、先走りによって汚される。
男は、ぎゅっと悲しそうに眉毛を八の字にさせる。
真由美に対して行なった行為への後悔からだ。
そんなことしなければ、真由美と「もっとやらしーこともできた」のに、という後悔。

そう思いながらも快感には耐えられない。真由美の指先を求めてしまう。

「う…ぁ、すごい、気持ち…いい…」

「カウパーすごいわよ?我慢してるの?
あたしとしては、早く終わって欲しいんだけど」

真由美は狡猾に笑いながらも、キッと迫力のある顔で睨みつけながら言い放った。

「だ、だって…イッちゃ、たら…終わ…るから…」

「でもイカないと辛いでしょう?」

真由美は体をかがませ、唇を男のそこに寄せる。

「ひゃ、ぁ…」

欲しかった刺激を急に与えられ、男は情けない声を出した。
ねっとりとした唾液がペニスに絡みついて、男はもう射精してしまいそうだった。

「お姉さん、ダメ…だよ…。イッちゃいそう…」

真由美が舌先でぺろぺろと舐めているだけなのに、これまでに無いほどの快楽が男を襲っていた。

「じゃあこうしたら、どうなっちゃうの?」

真由美は口の中に、それを引き込む。
喉の奥に当たりそうなほど、奥まで咥え込んだ。

「わ…、ぅわ…!」

男は顔をぐしゃぐしゃにしながら、快感に耐えている。
自分と同年代の女性にはない色香、指、舌使いーー真由美のすべてが彼を魅了する。
男は肩で息をしながら、眉間にシワを寄せて目を細めて、真由美を見つめる。
嫌な行為であるはずなのに、真由美は顔を傾けて、快感に耐える男の顔を見ているのだ。

「はぁ、も、ぅ、ダメ…いく…!」

どくどくと、真由美の口の中に自らの精を吐き出す。

真由美はその刹那、ぎゅっと目を閉じて、苦味と臭いに耐えていた。

「んっ、く…」

真由美が苦しそうな声を出したかと思うと、男の耳にはごくん、という音が聞こえた。
男のそれから唇が離れたが、白い体液はどこにも見当たらない。

「飲んじゃったんですか…??」

男は幼い顔で、きょとん、として思わず聞いた。

「すっごい濃いね…。超苦かった…」

真由美はそう言うと、唇を拭って何事もなかったかのように衣服を整えだした。

「君も支度して早く出なさい」

それを露出させたままの情けない姿に向かって、真由美は言い放つ。

「あぁ…」

うわ言のように男は呟くと、真由美の体を引き寄せた。

「嫌だ…」

「嫌って言われても…」

ちらり、と後部座席から外を見ると、遠くに駐車場に向かってくる人影が見えた。この奥には喫煙所がある。おそらく、休憩しにきた警備員だ

「警備員が来てる…早く出てって。見つかったら君もまずいでしょ?前の職場の人でしょ?」

その声に男は慌てて真由美から体を離して、支度をし、そそくさと車から出ていった。
会えば、やめた男が何故ここにいるのかを問い詰められるだろうから、なるべく守衛と離れた距離で、男は足早に立ち去っていく。


真由美はほっと胸を撫で下ろした。早く帰って、シャワーを浴びて眠ってしまおうと思った。


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