汚される身体-5
体液がついたままの指を下着の中にそっと忍び込ませた。
もう、我慢ができなかった。
「あっ…はぁ…んん…」
体を支えるために、左手を洗濯機につく。
右手の指はずぶずぶと自らのクレバスの中へと入り込む。
「ぅ…んっ…あたしも…よっぽど変態だよね…」
金治の精液にまみれた指でオナニーするーー。金治はそんな姿を想像だにしないだろう。
「すご…い。オマ×コ濡れすぎてる…んっ…んん」
中指が抜き差しされる度、ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てる。
「佐田くんのエッチなお汁で、ひとりでしちゃってるっ…あぁっ…」
うわごとのように呟き、金治の指の動きを再現して、膀胱の裏側を真由美は刺激した。
腰は独りでに動いて、指も止まらなくなる。
「オチ×チン…欲しい…、んんっ…。はっ…ぁあ…」
ーー会社で後輩にエロいことさせてもいいと思ってるなんて、みんなに言いふらしちゃいましょうか?
真由美の頭の中で金治に言われた言葉が蘇る。
「あ…そんなの、ダメ…」
ダメ、と言いつつ頭の中の映像は、オフィスの休憩室に切り替わった。
一人で残業しており、休憩していると見知らぬ数人の男たちが入ってくる。
その男たちに迫られ、無理やりキスされる。
ーー会社でオネーサンにエロいこと、してもいいんだって?
ーー違います、やめてください…。あぁ、嫌っ…
ーー会社にこんなエロい下着付けてきて、嫌はないだろ?
タイトスカートを無理やりめくりあげると、真由美は真っ赤なガーターベルトを身につけている。
いくら鍛えているとはいえ、三十代半ばの女の熟した太ももは妙にいやらしい。
男たちは鼻息を荒くする。
ーーどんなオマ×コしてるの?
ーーやめっ…あ、見ないで…!
いつの間にか口の中にペニスをねじ込まれ、もう一人の男にショーツを剥ぎ取られ、秘部をべろべろと舐めあげられている。空いた手ではまた別の男のかたくなったペニスを扱いていた。
「佐田くんのせいで…あっ、犯されちゃって…るっ…」
真由美は男に舐められる動きを模して、クリ×リスを押しつぶすように中指を前後に動かす。
ーーやべぇ、オネーサンの唇気持ちいいから、イきそう…!!
頭の中の男は唇からペニスを引き離すと、ジャケットを身につけたままの真由美の胸元あたりに、白い体液をぶちまける。
ペニスをしごかれていた男も、その痴態を見て真由美の胸元で射精する。
ーー服、汚されて興奮するんだ?変態だね、オネーサン。
「あっ、そんなことないっ……んんっ、ダメ、イ…く…!!」
頭の中の男の放った言葉に興奮し、自らのいちばん敏感な部分をぐぐっと押した。
真由美は見知らぬ男に犯され、服の上から体液をかけられることを想像して絶頂に達した。
「はっ…あぁ……ぁ…こんないやらしいこと…んんっ…」
脱力した真由美はいやらしく甘美な吐息を吐きながら、ぺたんと床に臀を付いたのだった。