汚される身体-4
先程イッたにもかかわらず、今自らのTシャツがまきついているペニスを挿入して欲しくなってしまっている。
ずっとキスしているせいで、荒々しく息継ぎが繰り返されて、それがさらに真由美の、そして金治の興奮を煽る。
真由美も金治の動きに合わせて自らの舌を動かし、金治の舌を求めた。
(こんなの…おかしくなりそう…)
「ーーんぅっ…んっ」
荒々しく唇を塞ぎながら、金治の手は真由美の下半身をジョガーパンツ越しに撫でる。
柔らかな感触を楽しんだ後、跳ね返すような弾力を持った臀をぎゅっと揉む。
(そんなところ触られたら…!)
臀を揉まれているせいでクレバスが開いて、下着をどろどろに汚してしまっているのが真由美にはわかった。
さらには秘部に近いところを触られているせいで、余計にそこを触って欲しくなる。
「あっ…んん…恥ずかしい…」
刺激が足りないが、欲しいとは言えなくて恥ずかしくなり、金治の胸に顔を埋める。
「はっ…先輩のTシャツで、イッちゃいそうです…。すみません…、いく…!」
金治の右手が止まる。
巻き付けたTシャツの中に、射精したらしい。
「はっ…あぁ…先輩のTシャツ汚しちゃった…すみません…」
金治がその手を離すと、かたさを失ってもなお少し長めのペニスがだらん、と垂れ下がる。
真由美が下を見ると、Tシャツの裾が白濁とした液体で汚れてしまっている。
「また…たくさん出たね…」
真由美は思わずしゃがみこむと、垂れ下がるペニスにしゃぶりついた。
残りの体液をも吸い取るようにじゅるじゅると、自らの口の中に引き込む。
(ーーダメ、入れたくなっちゃう…)
真由美はそう思いながら、ゆっくりと口を離した。
金治の疲労度も高いらしく、ペニスは膨張していない。
真由美は唇についた自身の唾液と、精液を拭った。
「佐田くん…。Tシャツ着替えるから…先に寝室戻っててくれる?」
「はい。わかりました」
その言葉に金治は素直に従って、脱衣所から出ていく。
遠くで寝室のドアを閉めた音がした。
真由美はそれを確認すると、洗濯機の前に膝をついたまま、Tシャツについた金治の体液を指先ですくってみる。