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僕の会社の淫らな先輩
【OL/お姉さん 官能小説】

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同僚が眠っている横で-4

「それ効くなあ」

金治が揉みやすいように、真由美はきゅっと背筋を伸ばした。

「いつも彼女にこんなふうにしてる感じ?慣れてるよね。この間泊まった時も、朝してもらったし」

「あ…まあ。しばらくいないので、先輩にしかしてないですよ」

「そうなの?」

ふふっ、といたずらに笑ったのがわかった。

「ここ…とか、リンパ節あるとこだから気持ちよくないですか?」

お腹に手を回したまま、右手を前に回して、親指を右側の鎖骨と腋の間くらいの位置でぐりぐりと押す。

「あっ…そこ、い、たい…」

「ですよね、自分でもできるんでやってみて下さい」

「えー、佐田くんがやってくれるでしょ?」

ぎゅっ、と真由美をホールドした体勢でそんなことを言われると、体を触った時はいやらしい気持ちなど毛頭なかったのに、金治は困ってしまう。
ホールドしているせいで、白い首と、金治の唇の距離はほとんどない。思わず吸い付いてしまいたくなる。

「ほぐれてきたのかな、痛くなくなってきた」

「じゃあ反対も…」

右手をそのまま左の鎖骨と腋の間にスライドさせる。次は金治の唇と、真由美の顔が近い位置になる。当然、右手は真由美の左胸のちょうど真上を揉む形になっていた。

「う、左の方が痛い…何で…?」

痛みでぎゅ、とまぶたを閉じる顔が見える。
セックスをしているときの顔とリンクして、金治は思わず自分の手を左胸の辺りまでずらした。

「佐田くん…?」

「すみません…」

そのまま左胸に置く手に少し力をこめて、ゆっくりと揉む。真由美の首に唇を押し当てながら、お腹に回す手にも思わず力が入った。

「ベッド…行きませんか…?」

顔を真っ赤にしながら言った。すぐ後ろに朝美がいるにもかかわらず、欲情してしまったのが恥ずかしかったのだ。

「ダメ…でしょうか…?」

真由美の体を抱きしめながら、言った。
真由美は振り返り、金治と向かい合う形になる。

「ベッドなんか行かせないよ」

その言葉に、金治はお預けをくらったのだと思った。

(だよな…俺、非常識だよな)

だが、真由美の言葉の意味はそうではなかったらしい。


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