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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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思いがけない出来事 1-8

その非日常的な締め付けの中で大輔は最高の絶頂を迎えた。
「うぉ〜。美奈子。美奈子。出るぞ〜。出る、出る。あ、あ、行くぞ、いくぞ〜。」

大輔は全身を震わせながら美奈子の中にあらん限りのザーメンを放出した。
それは30秒以上も続き、その間、大輔の身体は射精を繰り返すたびに、
ビクンビクンと震えていた。

「美奈子。お前もいったのか?」
大輔は自分の射精が終わった後も、しばらくその余韻に浸っていた。
そして、美奈子の締め付けが治まったのを見計らって、ようやく美奈子に声をかけた。

「美奈子。どうだった?絞めた時の締め付けは、最高だったぞ。」
そこまで行って初めて、大輔は自分が美奈子の首輪につないだ手綱を、
今の今まで引っ張りぱなしだったことにようやく気付き、
慌ててその手を緩めた。

「……。」
美奈子の返事はなかった。
それどころか、手綱の引きを失った美奈子の首は、
そのまま前へとがっくりと落ちたのだ。

「お、おい、美奈子、美奈子。大丈夫か?しっかりしろ。」
美奈子の返事はなかった。
美奈子の身体はピクリとも動かなかった。
「美奈子。おい、美奈子。返事をしろ。おい……。」
大輔は天井から吊れされたままぐったりとなって、
ピクリとも動かない美奈子の身体を激しく揺すりながら悲鳴にも似た大声を上げた。


大輔の只ならぬ声を聞きつけたのは、
隣のリビングで麗子と紗理奈を礼二と共に責めつけていた田辺だった。
麗子も紗理奈も、自分が上げる激しい喘ぎ声で、
周りの音が聞こえなくなっていたのだ。
田辺は絶頂寸前の紗理奈のアナルから一気にペニスを引き抜くと、
無言のまま、和室へのスライドドアを開けた。

「……。」

「ど、どうしたの?何?何があったの?」
紗理奈は田辺の動きを目で追い、
田辺が和室のスライドドアを勢い良く開けて中へ飛び込んでいくのを見て、
訳も分からないまま、大声を上げた。

「美、美奈子に、美奈子に、何かあったの?」
紗理奈は反射的に和室に向かって駆けだそうとした。

「来るな。」
その気配を察したのか、田辺の怒鳴り声が響いた。

「何?何かあったの?」
田辺と抱き合いながら礼二のペニスをバックから受け入れていた麗子が声を上げた。

「お前たちは、そっちの部屋にいろ。こっちのことはオレに任せるんだ。」
田辺の声には有無を言わせないすごみがあった。
礼二もさすがに動きを止め、事の成り行きを見守っている。
「あん。どうして動いてくれないの?ねえ、ちゃんと突いてよ。」
麗子だけが事態を飲み込めず、礼二に動きの継続をねだっている。


ほどなくして、うなだれた大輔が和室から出てきた。
「ど、どうしたの?美奈子に、美奈子に何か、あったの?」
紗理奈が激しい口調で大輔に問い詰めるが、大輔は無言のまま下を向いていた。
「ちょっと、黙ってないで、何か言いなさいよ。」
紗理奈が大輔に詰め寄った。

「美奈子が……。美奈子が、死んじまった……。」
「????」
「??な、なにを言ってるのよ。そんな、馬鹿なことが……。」

紗理奈が和室へ駆け寄ろうとすると、その気配を感じた田辺が一喝した。
「こっちの部屋へは来るな。ここは、オレに任せるんだ。
 大丈夫。まだ、助かる可能性はある。」

(まだ、助かる可能性はある????なに?それって……。)
紗理奈はその場で固まった。

(美奈子が死んだ?いや、もうすぐ死ぬ?)
それは紗理奈を言い知れぬ恐怖へと落とした。
(あの、美奈子が、死んでしまう?なぜ?どうして?なんでこんなことに……。)

リビングの空気を察したのか、田辺が再び声をかけた。
「美奈子のことはオレに任せろ。大丈夫だ。必ず、オレが助ける。
 礼二。大輔を、大輔を……。
 麗子、紗理奈。とにかく、オレを信じろ。
 美奈子は必ず、オレが助ける。
 礼二。礼二。ちょっとこっちに来い。大輔を連れてだ。」

礼二はうなだれたままの大輔を伴って和室へと入っていった。
紗理奈も、そしてただただ黙って見守るしかなかった香澄も、
何をすることも出来ずに、ただただその場に立ち尽くしていた。

麗子だけが全く事態を飲み込めないまま、礼二のペニスを思い出しながら、
股間を弄っていた。


ほどなくして礼二と大輔が戻ってきた。
「どうなの?大丈夫なの?」
詰め寄る紗理奈を、大輔がいきなり引っ叩いた。

「ごちゃごちゃうるさいんだよ。オレたちはレイプ犯だぜ?
 ものの弾みで一人ぐらい殺しちまうことだってあるさ。
 何をガタガタ騒いでいるんだよ。」
明らかに投げやりな大輔の言葉を礼二が引き継いだ。
「そういうことだ。美奈子がどうなろうと関係ない。
 お前たちは、黙ってオレたちに抱かれていればいいんだ。」

二人の勢いに、紗理奈は圧倒され、何も言えなくなった。

(開き直った?いずれにしても美奈子ちゃんを殺めてしまったことで、
 逆上したみたいだわ。)
香澄は黙ってリビングの様子を見守るしかなかった。

「さあ、さっきの続きだ。母娘とも、オレたちが可愛がってやるぜ。」
大輔はそう言って、まだ美奈子の愛液にまみれたままのペニスを扱いた。

美奈子を殺してしまったという異常事態に興奮したせいか、
大輔のペニスはさっきよりもいきり立ち、さらに大量の血流がペニスへと流れ込み、
その太さも射精後とは思えないほどだった。


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