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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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由美子の和解案-1

部活連経由で生徒会に呼びだされた彼女は少し怒っていた、なぜ生徒会が今回の件に
出て来るのか、理解できない様だッ彼女も相当気が短い黙って居られない性分の様だ

「お忙しい所わざわざお越し下さいましてありがとうございます」
「私はなぜ、生徒会に呼ばれたのか理解できません」
「ハスケ部員とのトラブルの件です」
「そうだとは思いますが、生徒会には関係ありませんよね?」
「普通は関係ないと思うのですが推薦の件がありますよね」
「推薦の取り消しやトラブルは学院から大学へ報告の義務があります」
「そのトラブルの調査と大学への報告を私が学院から任されました」
「生徒会はそんな事までするんですか?」
「私がこの4月から生徒の進路指導や推薦や就職などを管理する会社の社員なので」
「学校の人間と言う事ですか?」
「生徒の味方だと思ってください」
「それで私に何をききたいのですか?」

あなたが今回の件で推薦の取り消しを望んでいないと、話を丸く収めて母親を説得したいが
方法が無くて困って要るとし理解しています。母親の正直な落としどころを聞きたいのです

母親にも騒ぎは大きくしたくないと言いましたが、母子家庭の娘だから損をするのでは困る
そう言うんです。母親と娘の二人暮らしがマイナスに働く事を心配しています
将来は進学希望?就職希望?私は就職希望ですが、母親は進学させたいと考えています
良い就職先を選ぶには大卒だと考えているようです

その相談は私の専門になりますから相談には乗れると思います。

あなたの希望を叶える為にも、お母様の希望を叶える為にも、一度お母様と話をさせて
欲しいんです。当然あなたも含めて、時間を作って欲しいとお願いした

娘の将来を思う母親が、必死なのは理解できる母親と娘の二人暮らしが娘の将来のハンデに
なる事を恐れ嫌っている、その辺りの問題をクリァできれば和解と言う話も見えてきそうだ
由美子は、今回は自分の立場を利用して生徒会副会長ではなく、副社長由美子として対処
しょう大人の交渉で解決を図る手段を選んだ



   ・・・生徒会室 被害者親子交渉・・・


生徒会室へ女子と母親が訪ねてきた、由美子は母親に挨拶すると、名刺を差し出した

学院指定・(進路指導カウンセラー)・副社長松本由美子と名乗った
今回の話は、生徒会副会長として面談している訳ではなく、進路指導のカウンセラーとして
彼女の将来の為、親御さんと一緒に考え二人の希望通りに次の進路へ進む手助けをする
目的の面談だと初めに話した

今回の件で推薦の取り消しになる生徒が出る可能性はあるが、その件は今回の話には全く
関係ないのでまずは、親御さんの希望を聞かせて欲しいと言った

少し投げかけられた話の方向性が、母親のイメージと違っていて戸惑いながら話しをした
娘さんは就職希望とお聞きしていますが、お母様は進学をさせたいという事ですね
希望の就職先を受けるにしても高卒と大卒では採用の可能性が違う、本人の希望する会社は
採用条件が大卒となっていると言う。なるほどその為にも最低進学だとお考えなのですね
ちなみに彼女の希望を聞くと第一希望は大卒を採用する会社なので第二希望を受けると言う
そんな風に家庭の事情で夢を諦めて欲しくないので進学して欲しいと母親は強く言う
お二人のお話は良く判りましたッ

第一希望はどちらの会社なんですか?由美子は女子に聞きながら募集ファイルを見ていた
IT関連の地元企業ですファイルを見せてココですねと言う
募集要件には大卒とありますねぇ、母娘はファイルを観て落ち込んでいる
このファイルは、生徒の為に用意されているファイルです9月には学院内に私の会社
進路相談センターが建てられ完成予定です。自由に閲覧可能な資料ですここからは内部的な
大人の話ですが、ファイルに載っている会社は、学院の生徒が欲しくて募集してます
条件に大卒や専門知識必要などの記述があるのは、一般向け募集をそのまま
ファイルしているからです。大卒条件の会社を学院生が観ても進学しか出来ませんからね
確かにそうですね(笑)要するにここのファイルに載っている会社には、私たちの推薦で
採用試験を受けることも入社することも可能だという事です
そんな事が可能なのですか?ええッ私がファイルの会社全ての担当者からお願いされて
学院生に応募ファイルを閲覧可能にしていますので、学院に入学している事でマイナスに
なる事は有りませんプラスになる事は多いですが(笑)


但し、私の会社の推薦が必要と言う事です。少なくとも推薦する学院生がトラブルに
なっているでは困ります。今回の件は騒がずに鉾を収めて欲しいという事です
推薦の件はどうなりますか?トラブル自体が無いのです問題にはなりません
お母さんこの辺りで話を決めてもらえないですかね?承諾してもらえば直ぐに面接の手配
入社のお手伝いをさせてもらいます。娘さんの為にお願いしますと由美子が言う

母親は娘が希望する進路に進めるのであればお願いしますと言った

由美子は、和歌子にその場から電話した。
「お久しぶりです由美子です、来年卒業の女子生徒なのですが、一人入社希望の生徒が
います。明日の午前中11時に面接ですね、よろしくお願いします」

という事で明日の11時に会社へ行って面接になりました10時にココへ来てください
私が同行しますと、由美子が言った

面接ですから体調を整えて明日元気に登校してください
お母さんこれでトラブルはなかったという事でお願いします

2人は笑顔で生徒会室を退室していった

由美子はマダム希望の会社で良かったとホッとした

由紀に連絡して生徒の方は、厳しく叱っておくように言った
話は生徒会で丸く収めると恩でも売っておけば良いと指示した



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