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奴隷倶楽部
【学園物 官能小説】

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新年の挨拶-2

会長の新年の挨拶で今後の生徒会と由美子の新たな行き先が決まり、自分達が何をするべきか
各自が向かう方向が示された感じた、セキュリティ担当を自負する次朗としては
より情報漏洩には注意し管理が必要だと考えていた、由紀に自分の考えを提案し許可を
もらいたく相談した。

「確かに次朗が言う通り、情報の管理は大切ね」
「由美子副会長がココに事務所を置くとなれば少なくとも半年はココですから」
「生徒会だけの問題ではなくなります」
「それで?何を始めようとしているの?」
「簡単ですが、生徒会室の出入りをオートロックに変更します」
「鍵を付けるという事?」
「まぁ〜そう言う感じです(笑)」
「解かり易く説明しなさいよッ」
「ホテルに泊まった時のカードキー覚えていますか?」
「ああッピッてかざして開くヤツね」
「ハイ あれを生徒会の扉にも着けます」
カードを持っている人間しか開けられませんし、誰が使用したかも管理できます
工事や費用が掛かるんじゃないの?情報の管理と考えたら特別高いとは思いませんが
由美子副会長に早急に提案して許可してください 次朗が言う

由紀は相談しに第一会議室へ由美子を訪ねた
次朗の提案を相談すると由美子はさすがセキュリティ担当ね色々と考えているわ
私には気づかない部分ねと言って取り付けの許可を即決した

由紀は次朗に許可を取ったので工事はどの程度かかるのか聞くと商品が届けば
直ぐに取り付けられる扉をそのまま交換すると言う
今週中には設置可能との事だ次朗は配線など電気系統の事を調べてPC管理できるように
するとも言っていた

簡単に使用でき判りやすいカード型を設置すると言うパスケースに入れ首から下げていれば
紛失もないだろう紛失や盗難に会う様な人間は、生徒会役員にはなれないだろうと言う

次朗の提案で動き出した計画だが、来週からはセキュリティアップした生徒会へ変化する
との事だッこれは半年間の暫定処置で、事務所が移転の場合は、最初からその辺の管理は
出来るオフィスになるだろうと言っていた


由美子の所に直接、学院教頭から依頼が入った生徒会対応になるか、由美子対応になるかは
そちらで判断して決めて欲しいとの話だった由美子としては、今回の依頼は良いテストになる
そう思った、話を伺うので生徒会へ来て欲しいと言った
本日午後3時、第一会議室でお待ちしていますと電話を切った

3時少し前に
「教頭先生がお見えになりました」会計の女子が由美子に声を掛ける
教頭が第一会議室に女子の案内でやって来た

「由美子副会長ッこの時期になって問題発生だよッ」
「どうされましたか?教頭」
教頭の話だとスポーツ推薦で大学が決まっている生徒が、他の部員と集団レイプ事件を
起こして相手方と揉めているとの事だバスケ部のスター選手で大学の方へも結果は報告が
必要だし推薦の取り消しや学院のスキャンダル漏洩は覚悟しているとの事だ

由美子は話を整理して質問した
「今回の件に選手は関与しているんですね?」
「実行犯かはハッキリしないがメンバーの中に居るのは間違いない」
「相手の女性は生徒ですか?」
「バスケ部の女子マネージャーなんだよ」
「揉めているのは誰とですか?」
「彼女の親御さん母親とだ」
「先生はどうしたいと?」
「女子生徒との和解と大学との関係を壊したくない」
「なるほど」
「しかし、推薦の取り消しは覚悟しているよ」
「後はマスコミに漏れることは勘弁して欲しいね」
まぁ学院としては全て丸く収めて波風を立てて欲しくないのが本音だろう
「判りましたッ努力してみます100%の解決を期待しないで下さいよッ」
「こちらの希望的な意見が多いですから100%を望まれも困ります」
「頼むから少しでも良い解決策をとって欲しい」
教頭はそう言って頭を下げて生徒会を後にした


難しい宿題を出されたと由美子は思った、生徒会案件としては相当無理な話だ由美子でも
完璧なオーダー完了は無理だと思った
由紀と4人の実働部隊を招集し会議を開いた

由美子は5人に状況を説明して事実の確認を4人に指示した噂話から真実今回名前の挙がった
メンバー全員の情報を細かく調べさせた由紀には今回の様な生徒会依頼としては対応しずらい
案件もあるだろうからその辺も覚悟して行動して欲しいと指示した


優秀な実働部隊が2日の時間で事件の内容と人間関係など細かく調べ上げてきた

事件に関わったメンバーはバスケ部員3名とマネージャーだ
揉めた部員とマネージャーは付き合っており基本は痴話喧嘩のようだ
他に女を作って浮気したと彼女が騒ぎそれを、彼氏が力づくで抑えて黙らせた
その時部室に2人の部員がいてそれを黙って見ていた その時の暴行を
母親がレイプされたと騒ぎだした様だ、彼女としては痴話喧嘩に他の部員を巻き込み
推薦の取り消し騒ぎにまでなっている事に、後悔している様だが母子家庭で娘を大切に
育て来て、傷つけられたと言う思いは母親は強く戦う姿勢を崩していないという事だ

由美子はそれぞれの気持ちが判った 彼女はマネージャーとして部員の努力を知っている
推薦の取り消しはさせたくないと母親が娘の為に必死になるのも当然だ、部員が何も言わずに
無言を通すノモ理解できる由美子は、マネージャーを生徒会へ呼び話を聞くことにした



   ・・・生徒会室 午後3時半・・・





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