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茶道教室の性奴隷
【SM 官能小説】

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その1 愛奴との戯れ  -5


その週末に私は愛奴のさつきに連れて行かれて、
前に言われていた始めて茶会と言うものに出席した。

その世界は私の想像をはるかに超えていた。
行く前にもっと茶というものを、さつきに聞いておけば良かったと思った。

それは多分に私の好奇心が強かったのだが、
教師がとても美しい女性だというさつきの言葉に惹かれたのも
まんざら間違いでもない。

私も日本的なものは好きだった。
名所にある城郭などを見るとその威厳に圧倒されてしまう。
古都の佇まいに、心が引き締まることがある。
故に、日本的な茶道に対する畏敬を感じるのだが、
具体的には漠然としたものしか知らなかった。

いつかそういうものを知りたいと思っていたが、
まさかそれを愛奴から教わるとは想像もしていなかった。

さすがに、さつきは茶道を習っているらしく、
珍しくその日は着物を着てきた、そんなさつきを見て私はどきっとした、
いつも裸になったさつきを見ているだけに
まるで別の人のように新鮮に見えたからだ。

しかし、私はいつもの癖で、
着物の中に隠れたさつきの縛られた裸を想像しないわけにはいかなかった。

その茶道教室は、郊外の落ち着いた場所にあり、
いかにも茶会を催すのにはふさわしい落ち着きがあった。

その教室は茶道専用の建物で、専属の会員であれば、
日にちが空いていれば予約が取れるらしい。
当然その日は会員である教師が予約をしてあった。

教師は自分の家の中に茶室を持っているが、
生徒に教えるには人数の関係などもあり、月に何度かはその場所を利用しているらしい。

その教室には茶会を催すのに必要な茶道具、
たとえば茶釜とその熱源、柄杓、ふくさ、茶器や茶碗、そして花入れ、
茶筅など必要なものが狭い空間の中でキチンと置かれてある。

私の服装は言われた通りに派手でなく落ち着いた色の背広を着ていた。
「ご主人様 、似合うじゃない、素敵ですよ」
とさつきが言ってくれた言葉がうれしかった。

その教室を使用するための諸費用は教師が支払うのだが、
場所柄から言って安くは無いらしい。
しかしそれも教師の会員達から徴収する高額な費用に比べれば
たいしたことはないようだ。

愛奴のさつきが言う、その美しいという茶室の教師と私との関係が、
思いもよらない関係になるとは思ってもみなかった。
それは、彼女と私との激しいバトルになることなど
誰が想像できるだろうか………。



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