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茶道教室の性奴隷
【SM 官能小説】

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その2 愛奴を調教して-1


茶道の教師の名前は橘 房江と言った。
その部屋は意外に狭くて、既に七、八名ほど入っていて一杯になっていた。
私は知らなかったが、茶室とはそういうものらしい。

その日の茶室の催しは茶事と言い、
少人数のあらかじめ招待された客を対象にして、亭主が行う密接な茶会であり、
ひとつ椀で同じ濃茶を回して飲んでいく作法でもある。

茶室には、亭主である茶道講師の橘 房江と、
相客として、奥から正客である中堅の会社の社長である榊原和夫と
その娘の美江、美江の友人の林房子、そしてさつきと私の順で座り、
連客の最後には、お詰めとしての役割がある菊池桃代が座った。

その茶室の女性は皆、着物を着ていた。
私の愛奴のさつきも神妙な顔をして着物を着て私の隣で座っている。

そんなさつきを初めて見て私は新鮮に感じた。
無理もない、愛奴であるさつきをいつもラブホテルで全裸にして縛り上げ、
犯してから逝かせているだけに、その着物姿がなぜか私を興奮させる。

この場所でなければ、その着物を脱がせ、
縛り上げて犯したいという欲望を抑えていると、
ズボンの中でムクムクとペニスが硬くなってくる。

私がそんなさつきをチラチラと横目で何気なく見ていると、
たしなむように前の方から誰かが数回、咳払いをした。

後で気がついたのだが、それは講師の橘 房江だった。
その時、私は緊張していたので慌てて前を向いた。
しばらくは茶室は不気味なほど静かだった。
私はそのとき感じていた。
(なんなんだ、この緊張感は?)

その緊張を破って、まずはお詰めの菊池桃代が口を開いた。

「先生、今日始めての方がいらっしゃいますので、
皆様に自己紹介をしていただきましょうか?」

「そうですね、桃代さん、では皆様それぞれに自己紹介を……」
客達と向かい合って座っている先生と言われた女は、
涼しげな目をして微笑んで言った。

それぞれの簡単な自己紹介が終わり、講師の房江がさつきに言った。
「ようこそ、さつきさん、お久しぶりですね、お元気でしたか?」
その顔は優しそうで美しかった。
私は凛としたその美しさに心を奪われていた。
しかし、彼女の心の奥底に潜む冷たさに私はまだ気づいていなかった。

目鼻立ちがハッキリとして、長い豊かな黒髪を綺麗に束ね、
秋になりかけたその日の彼女の着物は、洒落た単衣で透けない素材であり、
その色や帯び合わせで秋らしい着こなしを表現していた。

花の色は萩の花の紫、おみなえしの黄がさりげなく施されており、
帯の落ち着いた色合いと良くマッチしていた。
どこから見ても高価な着物のようだった。
私は心の中で彼女にある種の尊敬を抱いていた。
(やはり、こういう高尚な趣味を持っているお方は美しい……)
と一人で感心していた。

彼女は自己紹介で自分を橘 房江と言ったが、
なぜかふと、私は彼女とどこかで合ったような気がするのだが、思い出せない。
それがさっきから気になっていた。

「あ、はい、先生、私はなんとかしています」
房江に言われて、さつきは緊張していた。
「そうですか、お隣の方は旦那さんですか?」
「いえ、あの……お友達です」

さつきは急に私との関係を聞かれたので少し戸惑っていたようだった。
まさか、数日前に破廉恥な調教を受け
『私を性奴隷として調教していただくご主人様』です、
などとは口が裂けても言えなかった。

私としては、この美人で茶人の前でさつきにはそう言って欲しかったが
残念だがそう言うわけにはいかないだろう。

「そうですか、素敵な方ですよね」
「あ、はい……」
さつきは房江に何を言われるかと思い、緊張しているようだった。
かく言う私も少しは緊張していた。

それは私達が不倫の関係であり、
ご主人様と性奴隷という秘密の関係だからである。



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