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「人妻脅迫」
【熟女/人妻 官能小説】

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D計画実行-1

D計画実行




1週間後,藤田は 山陽新幹線に乗った。
新倉敷から在来線に乗り換えて児島に着いたのは10時過ぎだった。
二人が不在の午前中にマンションを確認しておきたかったのだ。
その後駅前で時間をつぶし午後6:30に安浦デニムを訪ねた。
会社は午後6時が定時だ。社長が帰宅するのは午後7時。
その間は残業する数人の社員がいるだけなのは分かっていた。
あえてその時間を選んだのだ。
「藤田商事の藤田と申します。安浦社長はいらっしゃいますか?」
残業していた女子社員に訊ねた。早速応接室に通された。
藤田商事(株)代表取締役 藤田真司 本名の名刺を差し出した。
博多で大量のブラウスやスカートを買い付けた帰りだと述べた。
「ジーンズの上下は安浦デニム(株)に発注することに決まったのを思い出し途中下車した次第です。
来月には百貨店に納入なければならないのです。
納期の都合もあるだろうと思いアポなしで参りました。」
「それはありがとうございます。どれくらいの数量をご希望ですか?」
「価格が折り合えばとりあえずジージャン200着ジーパン500着をお願いするつもりです。」
「わかりましった。しばらくお待ちください。見積書を作成しますがお支払い条件は現金でいいですね。」
見積書を前にして値段の交渉が始まる。30分ほどかけてやっと折り合った。
「帰社次第注文書を送りますのでよろしくお願いします。
また明日から会社の登記や百貨店との折衝で忙しくなります。
今日は倉敷でのんびり羽根を伸ばすつもりです。
どこか社長の行きつけのお店があったら紹介していただけないでしょうか。」
「それなら私も今仕事が終わりましたのでご一緒しましょう。」
この地方にいまだに残っている「接待」という商習慣を知った上での話しかけが見事にはまったのだ。
二軒目のスナックに腰かけた頃には二人とも適度に酔いが回り旧知の友人のように話した。
「しかし藤田さんよく百貨店への納入を決めましたね。」
「いや、これは義父の口利きのお陰なんです。それに「消化」という委託販売ですからね。
あまり威張れるものでもないんです。それよりその若さで安浦社長の方が立派ですよ。」
酔った男二人の会話がそのうち下ネタに進んでいくのは当然の成り行きだろう。
「僕の妻は勤めていた会社の社長令嬢でね。
沢山のライバルを蹴落としてゲット出来たのは僕のセックス力だと思っています。
ライバル達は仕事は出来るしイケメンだし一流大学を出ています。
そんな僕が彼らを出し抜けたのは僕のペニスの力以外考えられないのですよ。
事実毎晩可愛がっていますよ。妻はそのたびに狂ったように歓喜の叫びをあげます。」
「羨ましいな。先ほど話したように僕は新婚なんですけど妻はまだその喜びを知らないようなのです。」
「奥さん、圭織さんって言ったかな再婚なんでしょう。
はしたない姿を夫に見られたくなくて我慢しているんじゃないですか。」
会話から圭織は精神的な幸せの中にいるが肉体は乾いていると察せられる。
その時ママから「最近この辺り風営法の取り締まりが厳しいの。
追い出すようで申し訳ないが1時に店を閉めます。ごめんなさいね。」
「いいよ。いいよ。ホテルに帰って一人寂しく飲むからいいよ。」
店を出た後安浦さんはあちこちに電話をかけ続けている。
「何処も同じだ。児島の夜は1時に終わるのよって言われた。」
「安浦さん本当にありがとう。さっきも言ったようにホテルで一人で飲むからいいですよ。」
と口では言いながら立ち去ろうとしないのだ。無言のプレッシャーをかけている。


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