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女王と俺の奇妙な日々
【ファンタジー 官能小説】

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存在の価値-2

夜、三人が帰ってから、女王が部屋に入ってきた。俺の腫れたものに驚いた女王は、目を丸くして暫く眺めていたが、すぐ両手のひらに掬い上げて口に含んだ。
「Bone. La energio iom post iom revenas. 」
(よし。少しずつ気が戻ってきている。)
女王は丁寧に全体を舌で撫で付けた。それから、腫れた先端の裏を、いつものように細かく舌先で掻き始めた。俺のされるのが好きな部分だったが、今日は痒みばかり増してきて、便所に行きたくなってきた。
「Mi deziras pisi. 」
(小便がしたくなりました。)
俺が言うと女王は
「Ek! Tre volonte. Mi devas ne preni la energion de vi. Sed mi bezonas vian korpon. 」
(すればいい。して欲しいくらいだ。お前から気を吸い取るわけに行かないが、お前の体は私に必要だ。)
そうして俺のものを本当に喉の奥まで呑み込んで、吸い込む動きをするのだった。俺は素直にそこへ漏らした。
「Mmm. 」
(ううっ)
辛そうに一度は呻いても、喉を鳴らして女王は飲み続けた。飲みながら、女王は体を俺に乗せてきた。女の汚れが一日染みた腰巻きを取り去ったら、品の良い女の股だけが俺の視界に残り、俺の気分は落ち着いた。外の景色より見慣れたものになりつつある眺めだった。陰毛が密にある辺りから来る腋臭のにおいも、ルルッタラやピツリフラに比べ、軽く爽やかだと感じられた。
予感に従い、小さな穴を舌でつついてみると、やはり小便が飛び出した。舌の上を、回転しながら一本の水流が伝わって喉に流れ込んだ。さらりとした淡い塩水だった。
済んでも互いに口は離さなかった。
女王の喉深く包まれた俺は、温かさにいつしか眠ってしまった。しかし、性の奴隷として、ここでは射精することしか用を為さず、それすら怪しくなった現在、果たして自分に価値があるのかと、心の底で俺は不安を感じていた。鬱だったときの自分を夢の中で思い出していた。


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