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インターネットがとまらない
【兄妹相姦 官能小説】

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インターネットがとまらない-4

翌日、栗実は家の中に一人きりであった。父親は仕事、母親は友人と会うために遠方に出かけ、兄の博久も友人の所へ行くと言って朝早く出かけた。栗実は昼まで寝ているつもりだったのだが、あまりの暑さとけたたましい蝉の声に寝付けず、結局起き出してパソコンを起動させたのだった。
「ふあぁぁあ………」
 大きな欠伸をしながら、パソコンの起動画面を見つめる栗実。家に独りでいて嬉しいのはネット三昧なのは勿論、冷房がつけられること。洗濯機や電子レンジを使う者はいないので、ブレーカーが落ちることを心配しなくて良いのが何より嬉しかった。
「うにゃぁあ、まずはメールの確認、と…………」
 カタカタとキーを叩く栗実。しかし、心は既にエロ小説サイトに向かっており、子宮が熱く火照っているのを感じていた。
「ん、と…新作は……えっと、“背徳の近親相姦〜被虐の妹”か……」
 近親相姦という言葉に、栗実は少し躊躇した。脳裏に兄のことがよぎったからだ。栗実は博久のことを異性として意識したこともないし、ましてや兄とセックスなど気持ち悪いとさえ思っていた。とは言え、それと小説を読むこととは関係がないと思い直し、Enterキーを指で押さえる。すると“〜被虐の妹”というタイトルが赤く、大きなフォントで表示され、栗実はいつにも増して興奮した。“被虐の妹”は妹に劣情を抱いた兄が両親の不在を良いことに妹を縛り上げ、無理矢理強姦し、性奴隷として調教するというもので、濃厚な性描写と調教シーンが延々続いていた。最初は激しく抵抗していた妹が、次第に性的快楽を受け入れ、背徳感を忘れ兄の肉棒を欲していく過程は臨場感溢れ、興奮した栗実はいつしか手をミニスカートの中に潜り込ませていた。
「い、妹は……は、はぁ、兄の頭を引き剥がそうとした。あんぅっ……が、歳の離れた兄の腕力にはかなわない。ざらざらした舌がにゅるにゅると……ふんぅ、割れ目の中を…割れ目の中を」
 股間をまさぐりながら、栗実は熱に浮かされたように小説の一節を口にしていた。頭の中に繰り広げられるのは兄博久と自分の情交。兄を性の対象とすることに嫌悪感が無くなった訳ではなかった。むしろ、その嫌悪感が心地よかった。自分は兄の性のはけ口として、否応なく犯されるのだ。ごつごつした指が身体中を這い回り、嫌悪に顔を背ける自分。いつしか小説に没頭していた栗実は、自分の部屋の扉がゆっくりと開いたことにまるで気が付かなかった。


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