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まつりのあと
【女性向け 官能小説】

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2-4

「すごい……イヤラシイブラしてんな」


目隠しされていても、彼の視線があたしの胸元にあるのははっきり伝わる。


まるで彼の視線が熱を持って私の身体を突き刺しているようだ。


「このリボンを解くと……乳首が丸見えになっちゃうんだ……」


そう、あたしが身に付けている下着はオープンランジェリーって奴だ。


遠藤くんから教えてもらったサイトで、コスプレ衣装を探していた時にたまたま見つけたもの。


ブラに縦にスリットが入っていて、切り込みは細いリボンで結ぶだけ。


それを解くと、突起が剥き出しになるという、本来の役割なんてまるで無視の、セックスをするためだけの下着なのだ。


「たまんねぇ……」


いつもの筒井くんらしくない、男っぽい口調にあたしの身体が熱く疼く。


「ああんっ!」


高い声が出た瞬間、おそらく仮面を外した筒井くんが、スリットから飛び出した乳首を口に含んだのだ。


「あっ、ああっ……あ」


反対側の胸は、犯されるように乱暴に揉みしごかれている。


ヤバい、いつものセックスなんかよりはるかに気持ちいい……。


「乳首、ビンビンじゃん? こんないやらしい下着しちゃって、オレにイタズラされたかったの?」


「やっ……恥ずかし……」


「正直に言えよ。亜沙美は、こんな風にエロいことされるのが大好きなんだろ?」


ボイスチェンジャーで変わった声と、彼の舌の動きがまるで別人のようで、あたしはすでに頭がクラクラしそうになるくらい、理性を失っていた。


チュパッ、チュパッと口をすぼめて吸い上げたり、舌先で尖った頂きを弾いたり、いつもよりかなり舐め方がイヤラシイ。


きっと、筒井くんの気持ちもいつもより盛り上がってるんだ。


今日は、お互いがトコトン乱れても許される特別な夜。


あたしの喘ぎもいつもより大きいような気がした。






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