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「母友 純子 38歳」
【熟女/人妻 官能小説】

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Gスィートルーム-3

湯上りのビールを飲みながらテレビを見ていたがなかなか出てこない。剛志はバスタオルを腰に巻いただけの姿で
大きなテントを張っている。やっと出てきた純子を見て驚いてしまった。
バスルームからベッドルームへ移動してすることは一つだ。それ故、女のほとんどはバスタオル1枚かバスローブ1枚だ。
そしてその殆どがその下には下着は着けていない。全裸で入ってくる人妻もいたくらいだ。
なのに彼女は綺麗にメイクし、来た時と同じファッションに着替えている。
さっきまで男のペニスをくわえていた女には見えない。涼しげでさわやかな淑女の姿がそこにはあった。
「どうしたんだい。そうか僕に脱がす楽しみを与えてくれたんだ。人妻らしいいいアイデアだよ。こっちへ来てよ。」
その時隣の部屋で携帯の呼び出し音が聞こえた。「はい。あら、あなた。今日は友人たちと盛り上がちゃって朝まで
飲もうという事になったのよ。御免なさいね。」信じられない位明るい声だ。
「えっ、そうなの。それじゃ急いで帰るわ。」剛志の顔を見た。
純子を引き留めるためにビデオの事を口に出したらここに留まるつもりだった。
脅迫の証拠さえつかめば今日は仕方ないが次からはセックスの強要は出来ないはずだ。
「えっ。純子さんここまで来て帰っちゃうの。これどうしてくれるんだよ。」バスタオルを床に落した。
(すごっ)夫に12時に電話してくれるよう頼んだのを後悔していた。来る前にはこんな展開は予想してなかったのだ。

盗撮録画をネタにレイプ紛いにセックスを強要され徹底的に蹂躙される事を想定していた。
だから夫からの電話は助け舟になり切り上げるための口実になる筈だった。脅迫の言葉を録音した後
あの日経験した恐ろしいほどの快感をもう一度味わい帰宅する計画だったのだ。
「ごめんなさい。この穴埋めは必ずするわ。今夜は私も君に抱かれたくなったけど遅くなると夫が不審に思うでしょ。
またすぐに会えるわよ。だから軽はずみな行動は絶対に駄目よ。」
一人部屋に取り残された剛志は考えていた。バスルームから出てきた時の様子は今思えば帰るためのものだった。
それと言葉の端々から他人に聞かれた時の事を想定して喋っていたように思う。二人の会話を盗聴していたのだろう。
しかし収穫もあった。5年間レスだったと正直に話してくれた事だ。
あの夜の5年ぶりのセックスで枯れ果てていた女の泉が湧きだし今日またその肉体に火をつけた手ごたえを感じていた。
次に合う時には快楽地獄に叩き込み俺から絶対に離れられない女体に仕上げてやる。
一方純子の方は帰りのタクシーの中で後悔していた。身体の芯が疼いているのだ。
夫に12時に電話してくるように頼んだのは純子自身だ。最悪のストーリーの場合これが助け舟になる筈だった。
そんな経緯があって予想していた展開と大幅に違ったが夫に外泊するとは言えなかったのだ。
肉体の奥底についた炎はチロチロと燃え続け消える事は無い。この炎を鎮めてくれるのは彼をおいて無いのは分かっていた。
もう一度あの部屋に引き返そうと何度も考えたが躊躇するうちに自宅に着いた。


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