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ママ友の家に招かれて
【同性愛♀ 官能小説】

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ドラッグストアの駐車場で-2

瑠美子はレジ袋を助手席に置きながら娘をなだめている。

「しょうがないでしょ。お腹が痛いんだから」

そんなふうに聞こえた。
すると、亜美の泣き叫ぶ声が聞こえた。

「やだ〜!かんちょう、イヤ〜!」

瑠美子が運転席に乗り込みドアが閉まると、亜美の声は聞こえなくなった。
クルマのエンジンがかかり、まだ空いている広い駐車場を早めに走り抜けると、瑠美子のクルマは幹線道路へと消えていった。
由香はその様子を心配しながら見届けた。
そして、自分のスマホに瑠美子の電話番号を登録してあったことを思い出した。
(だいじょうぶかしら?あとで電話だけでもしてみようかしら…)
大型子ども乗せシートが付いたママチャリに鍵をかけながら、そんなことを考えた。


♡ ♡ ♡ ♡
瑠美子は自宅マンションのリビングにいた。
絨毯の上にへたり込むように座り、低めのリビングテーブルに上半身を預け、肘を枕にしてぐったりしていた。
整った顔をしている瑠美子だが、その顔は憔悴し、長い髪が乱れて無造作にかかっている。
スカートはしわになって捲くれあがり、ストッキングには伝線の長い筋が走っていた。

かたわらのソファでは娘の亜美が泥のように寝入っていた。

一騒動が終わった後だった。
嫌がって逃げ回る亜美を押さえつけ浣腸治療を施した後だったのである。
先日から亜美のお腹が張ってしまい、ついには腹痛を訴え出した。
原因ははっきりしていた。
亜美は赤ちゃんの頃から便秘しがちな子である。
親として食事には相当な気を遣っているが、それでも何日も便通がないことがある。
今回も同じ症状だった。
便秘に加えて少し熱っぽかったこともあり、昨日から幼稚園を休ませた。



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