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【熟女/人妻 官能小説】

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予期せぬ出会い-2

「あ、どうもこんばんわ。いつもお世話になっております」
 背筋を伸ばし、お辞儀をした。無意識に営業モードになってしまっていた。
「なーに!?お仕事中みたいに」
 坂村女史と言えば、J会というこの近辺では一番大きな医療グループの中核病院である中央病院で医事課長を務めるやり手の女性だ。
 普段は厳しくて有名な女史なのだが、今日は酔っているのかすこぶる機嫌がいい。
 頬は赤く、目はややトロンとし、如何にもな酔っ払い風情。
「桂木君もここで飲んでたんだ?」
 いつものハキハキした口調とは全く違う猫撫で声の様な甘いトーンにギャップを感じ、そして驚いた。こんな姿は職場では絶対に見せるような人ではない。
「いや、他の場所で接待していたんですけど、一人で飲み直ししようかと思って。この店けっこう来るんですよ」
「あらぁ、そうなのぉ。じゃあ私も接待されちゃおうかしら・・・・・・なんてね。冗談よ」
「あ、いいですよ。いつもお世話になってますから」
 酔っているとはいえ、大得意先の課長様に言われれば、軽く受け流す訳にはいかない。
「冗談よ、冗談。私も友達と飲んでてね」
 指さす方向に目をやると、同じくらいの年齢と思われる女性がいた。
「そうだ、彼女を紹介してあげるわ」
「えっ!?」
 まさか、一回り、いや二回りは違う熟女を紹介されても・・・・・・確かに熟女は嫌いじゃない。寧ろ熟女好きの部類に入るであろう涼平でも、さすがに50歳を超える女性とSEXしたことが無かったので、少し動揺した。
「あらぁ〜何勘違いしてるの!?違うわよ。お仕事の紹介。彼女ねえ、リラクゼーションのお店を経営しているの。桂木君のところでも色々な機材とか扱ってるでしょう!?もしかしたら注文貰えるかもしれないじゃない」
 確かに勘違いしてしまっていた。まさかこんなシチュエーションで、仕事の紹介をしてもらえるとは全く頭になかった。
「ですよねぇ。思いっきり勘違いしちゃいました」
 ここは素直に勘違いしたことを伝えた。
「やだぁ〜彼女は旦那さんもお子さんもいるからそういう風な紹介はできないわよぉ」
 ハハハハと明るく笑う。こんなに笑うのは珍しい。よっぽど機嫌が良いのだろう。
「とりあえず一緒に飲みましょうよ。あ、接待じゃなくていいから。私がご馳走してあげるから」
 まさかまさかの展開。普段は恐る恐る声を掛けるしかない鬼の女史が、酔って艶っぽい一面を見せ、優しく迎えてくれている。
 当然断ることなど出来ず、坂村女史の後についていった。
 普段はスカートの制服だが、今日はパンツスタイル。熟女特有の大きくムッチリとしたヒップラインが悩ましく目に入る。
「彼ねぇうちの病院に出入りしている業者さんで、医療から健康用品まで手広く扱ってるから紹介するわね」
 坂村女史は、涼平を奥の席に押し込め、自分はその横にでんと座った。元々2人掛けの対面型座席。余裕のある造りだが、さすがに二人が並んで腰かけるとかなり窮屈だ。坂村女史とは密着状態となり、温かく柔らかなお尻がピッタリと涼平の尻にくっついている。
「何飲む?」
 色っぽい声で坂村女史が問いかける。
「ありがとうございます。ビールいただきます」
 ビール党の涼平は二つ返事でビールをオーダーした。
 ほどなくしてビールが到着すると、『はい、どうぞ』と言って、身体を寄せてビールを置いてくれた。
(何なんだホントに。こんなに身体を密着させて、気付いてないわけないよなぁ)
「じゃあ、乾杯しましょうか」
 坂村女史の掛け声で、3人は乾杯した。
 続いて、リラクゼーション店を営んでいるという対面の女性を紹介してくれた。
「彼女ね、私の高校時代の同級生のさつき。@@△市を中心にリラクゼーション店を3店舗経営しているのよ」
「三笠さつきです」
 そう言って名刺を差し出してくれた。
 涼平も慌てて名刺を出し、交換した。
 名刺には、『代表取締役社長 三笠さつき」と記されていた。
「桂木君はね医療機器とか介護福祉用品とかの販売会社に勤めてるのよ。さつきのところでも健康用品とか、ダイエット機器とか置いてあるでしょ。もしかしたら今よりも安く仕入れられるかもよ」
「そうなんですか。じゃあ一度見積でもいただこうかしら」
「うちの病院とも長いお付き合いしてるから、変な会社じゃないことは間違いないわ」
「ありがとう。最近は競合店も多くて、少しでも利幅稼がなくちゃいけないから大変なのよ」
 競合が増えれば当然客の奪い合いになる。少しでも安く、サービスの良い店に足を運びたいと思うのが消費者心理。経営側はそれこそ凌ぎあいになる。
「来週辺り、一度オフィスに来てくださる?」
「わかりました。お伺いさせていただきます。こちらにお電話差し上げればよろしいでしょうか」
「ええ。なんだか急な話ですいませんね」
「そんなことありません。こちらこそ商売の機会をいただけて恐縮です。坂村課長ご紹介いただきありがとうございます」
 狭いスペースで頭を下げたので、坂村女史の前髪に少し触れてしまった。
「ねえ、文子。悪いんだけど、私はそろそろ帰らないと」
 高そうな時計を見ていたさつきが言った。
「あら、いいじゃないタクシーで帰れば。もっと飲みましょうよ」
「そういうわけにもいかないのよ。節約出来るところは節約しないと、やっていけないの」
 競合が増えて厳しくなっているというのは事実のようだ。
「文子も今日は飲み過ぎてるから、帰った方がいいわよ」
 横で見ていても、かなり酔っているように思える。いつもの厳しさあふれる坂村女史の姿しか見たことがない涼平にとっては、驚きと言ってもいい。
「そうねーちょっと飲み過ぎたかしら。どうせ代行だから、少し冷ましてから帰るわ」
「じゃ、私は行くから。気をつけてね。桂木さんお願いしますね」
「かしこまりました」
 さつきは、軽く礼をし店を出た。


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