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悦子の悲しい想い出
【SM 官能小説】

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悲しい傷跡-4

 女性の秘裂の周りの毛が剃られているのは、私と同じだったのですが、秘裂を縁取る花びらがきれいになくなっているではありませんか。
 そして、そればかりではありません。クリトリスもないのです。クリトリスのあった付近からアナルにかけて、細かく縫われて閉じられていたのです。
 秘裂に沿って、縦に一本、縫い目が続いていたのです。
 かつて尿道口のあったところからはシリコンのカテーテルが、秘唇の下端からは太いゴム管が出ているのです。カテーテルの先はベッドの下の袋につながっていた。
「リングを入れるっていうことで、手術台に固定されたのよ、
 そして、切り取られる前に、院長と外国人の夫婦と娘さんの四人であそこを慰められたわ。
 奥さんが、最後の女の悦びを味わいなさいと冷たく言って、強制的にアクメを迎えさせられたのよ。
 手術は充分感じてからでないとできないっていうんで、麻酔もかけなかったのよ。
 アクメの後、また、たくさんの手で弄られているうちに、だんだん感じてきて、花びらが硬く立ち上がってくるし、クリトリスは大きくなってきたわ。
 それを確認してから、始めたのよ。
 まず穴の周りの花びらを、二人がかりで思いっきりひっぱられて、左右を合わせて揃えたのよ。
 それを院長がハサミで根元から切り取っていくのよ。
 解剖用の切れ味の鋭いハサミで、ジョキッ、ジョキッてすごい音を立てて切られていくの。
 痛みは、それはもうすごいものよ。
 泣き叫んだわ。
 気が付くとオシッコも迸らせていたわ。
 切り取られたビラビラは見せてもらったんだけど、根元からきれいに切り取られていたわ。
 切り取られた場所にはキシロカインていう麻酔薬が塗られたわ。
 その次にクリトリスがえぐり取られたの。
 十分に大きく硬くされてから、まず被っている皮を縦にメスで切ったわ。
 これはそんなに痛くはなかったというか、花びらの切り取られた痛みで感じなかったみたい。
 クリトリスって、結構奥があって、普通は頭だけが見えているのよ。それを奥からほじくり出してえぐるのよ。
 まず、皮を縦に切って、開くの。
 そうしてクリトリスの根元まで皮を剥いてしまうのよ。
 これは言葉では言えないくらいすごく痛いのよ。
 それから、メスを使って、クリトリスを根元から少しずつえぐり出すの。
 あとで見せたもらったら長さは5センチもあったわ。
クリトリスをえぐり取られる最後の瞬間は、電気が流されたみたいに、全身の神経が痺れたわ。
 クリトリスをえぐり出すと大きな穴が残るので、凹んでしまうみたい。
 それから、穴を順に塞いでいくのよ。
 まず、残っているクリトリスの包皮を縫い合わせるの。
 それが終わると、上から縫ってきて、オシッコの穴のところを残してまた縫っていくのよ。最後は膣のところにも小さな穴を残すの。
 私が見た娘さんの膣の穴は、ホントに小さな穴なのよ。
 そして奥さんは自分のより小さな穴にしろっていうの。
 もちろん、膣口の内部も縫われたわ。
 だから、小指も入らないくらいの。
 そしてゴム管をオシッコの穴と膣にも入れられて、キッチリと穴が綴じられたの。
 もうセックスができないだけでなく、温泉でお風呂にも入れない身体よ」
「可哀想に……」
「始めの三日は、ひどく痛くて、呻いていたわ。
 院長だってこんな手術は初めてだっていうし、私は痛みと恐ろしさで震えているうちに終わっていたのよ。
 ただ、手術が終わった後、外国人の奥さんが小気味よさそうに声高く笑っていたのが、悔しくて、悔しくて……。
 この手術を命じたその奥さんとこの医院の院長を呪ってやるわ。
 あなたの仇もきっととってあげるわね」


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