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悦子の悲しい想い出
【SM 官能小説】

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淫らな集い-4

 ふたりが去って、最後のご主人の岡田さんがやってきました。先ほどまで二人の奥さんを相手にしていた方です。
 奥さん二人を相手にというのは、正しくなく、一人の奥さんをご主人ともう一人の奥さんで責めている姿でした。男女のカップルとレズが混じったようなものです。
 アクメの余韻に浸っている私を無理矢理動かし、そのご主人は私の両足を大きく拡げ、秘裂を剥き出しにしました。
(ああっ、また。……もう、拡げないで……)
 逝ったばかりで敏感になっているクリトリスを熱心に指先で探っています。
 男性にとって、女性の敏感な急所の存在というのは、それほど興味深いものなのでしょうか。女性の予想外の反応を見ることができたり、自分の思い通りにあやつることができたりと、普段見ることのできない一面に踏み込むことがきっと楽しいんだと思いますが、女性にとっては、それが嬉しいときもあれば、隠しておきたいときもあるのです。
 最も一人で慰めるときは、夢の世界への入り口を開く場所なのですが……。

「ああっ、……いやぁ。ちょっと、待って……」
 激しいアクメの後で、少しばかり余韻に浸りたかったのですが、岡田さんのご主人が相手にしていた二人の奥さんも一緒になって覗き込んで、触ってきます。
「ほらっ!……すっかり勃起しているぞ」
「ホント。真っ赤よね。……それに、カチンカチンね。……さっきからずっとだものね」
 さきほど塗り込まれた媚薬のせいでしょうか。逝ったばかりだというのに、クリトリスをクネクネと擦られる度に、私は、もっと強く!と叫びたくなりました。
 薬の働きで、敏感になるのか、鈍感になるのか、よくわかりませんが、強い刺激が欲しくなっていました。
「ねぇ、あなた。……また、逝きたいの?」
 そう聞いてきた奥さんに、私はこくんと頷きました。
 逝ったばかりだというのに、奥さんたちの刺激で、また燃え始めている身体を、何とか鎮めて欲しいる気持ちで一杯だったのです。
 クリトリスを一定の動きで強く刺激されるにつれて、悶える気持ちも大きくなり、だんだん頂点に向かっていくのがわかります。自然に足が閉じてしまいます。
「ほらっ!足を閉じるなよ。……もっと大きく拡げろ」
 そういって男がまた両足を拡げようとします。
「あのね。
 女は足を閉じた方が気持ちがいいのよ。
 知ってた?」
「ほんとかよ」
「本当よ。ねえぇ?……お嬢さん!
 ほら、この方が気持ちがいいでしょう」
「ええっ」
 自分でクリトリスを刺激するときも、腿に枕を挟んですることが多かったので、思わずそう返事をしてしまいました。
 そして、奥さんが逆に両足を閉じてピンと伸ばしてくれました。そして閉じた足の間から指をこじ入れ、クリトリスを押し潰すように強く刺激したのです。
「ああん。いい。……もっとぉ、お願いぃ……」
 無意識に声を上げていたようです。
「ああっ。……いいいっ!それっ、いいっ!……やだぁ、また逝きそう」
 そして、もう一人の奥さんが、お尻の側に手を回し込み、お尻の穴と膣口の間の、いわゆる蟻の門渡りもやさしく押すようにして刺激していました。
 ふたりの奥さんは、女のツボをよく心得ていて、擦る強さやリズムがとても心地よかったのです。これは男の人にはわからないところだと思います。
 そんな、ふたりの奥さんの指技で、私はたちまち登りつめてしまいました。
 もう、虹色の頭の中が真っ白に変わっていきます。
「ああぁぁっ……逝っちゃうぅぅ」
 小鼻が全開になり、おなかに小刻みに波が押し寄せます。身体がピンと伸びて、ガクガクと痙攣しています。
「ううぅぅん……ああっ……ううぅん」
 何度も何度も身体が痙攣しています。
「いやぁ、すごいもんだなぁ」
 遠くで、そう呟く誰かの声が聞こえました。

二度目の大きな絶頂の余韻に浸る間もなく、また別のご主人たちに組み敷かれ、挿入されました。
 激しく求められ、私もさらに逝ったようです。
 このあとで、まだ元気の残っているご主人が意識の朦朧となった私に挑んできたそうです。
 いつのまにか、意識を失っていったようです。
 あとで聞こえてきたのですが、だれもが最低三回以上は私の身体の奥に男の精を注いだようです。


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